特許
J-GLOBAL ID:201303081341057599
絶縁監視方法及び絶縁監視装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-173813
公開番号(公開出願番号):特開2013-036884
出願日: 2011年08月09日
公開日(公表日): 2013年02月21日
要約:
【課題】大量のデータを必要とせず、漏洩電流中の抵抗成分電流をディジタルフィルタ処理及び有効分・無効分の演算により高精度に求めて絶縁劣化状態を活線状態で監視する。【解決手段】低周波数の監視信号を配電用電路に重畳したときに接地線を流れる漏洩電流を検出し、抵抗成分電流及び容量成分電流をそれぞれ分離・抽出して抵抗成分電流の大きさから電路の絶縁劣化状態を監視する方法において、接地線を流れる漏洩電流の商用周波数成分及び接地線の電圧の商用周波数成分をアナログフィルタによりそれぞれ除去して漏洩電流及び電圧の監視信号周波数成分を抽出し、これらの監視信号周波数成分をディジタル信号に変換してディジタルフィルタ処理すると共に、その出力を用いて監視信号周波数成分の有効分及び無効分をそれぞれ求め、有効分を抵抗成分電流とし、無効分を容量成分電流として電路の絶縁劣化状態を監視する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
絶縁監視対象である活線状態の配電用電路に商用周波数より低い周波数の監視信号を重畳したときに前記電路の接地線を流れる漏洩電流を検出し、前記漏洩電流の成分として、前記監視信号の周波数を有し、かつ、前記電路の対地絶縁抵抗に相当する抵抗成分電流及び前記電路の対地静電容量に相当する容量成分電流をそれぞれ分離・抽出し、抽出した前記抵抗成分電流の大きさに基づいて前記電路の絶縁劣化状態を監視する絶縁監視方法において、
前記接地線を流れる漏洩電流の商用周波数成分及び前記接地線の電圧の商用周波数成分をアナログフィルタによりそれぞれ除去して前記漏洩電流及び電圧の監視信号周波数成分を抽出し、これらの監視信号周波数成分をディジタル信号に変換してディジタルフィルタ処理すると共に、演算処理手段のディジタル演算により、前記ディジタルフィルタの出力を用いて前記監視信号周波数成分の有効分及び無効分をそれぞれ求め、前記有効分を前記抵抗成分電流とし、前記無効分を前記容量成分電流として同定することを特徴とする絶縁監視方法。
IPC (3件):
G01R 31/02
, H02H 3/00
, G01R 19/06
FI (3件):
G01R31/02
, H02H3/00 N
, G01R19/06
Fターム (14件):
2G014AA15
, 2G014AA23
, 2G014AB33
, 2G014AC15
, 2G014AC19
, 2G035AA01
, 2G035AB08
, 2G035AC07
, 2G035AD19
, 2G035AD20
, 2G035AD28
, 2G035AD55
, 2G035AD65
, 2G035AD66
引用特許:
審査官引用 (6件)
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絶縁監視装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-062428
出願人:ミドリ電子株式会社
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電力系統のインピーダンス測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-244537
出願人:日新電機株式会社
-
漏電検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-059165
出願人:オムロン株式会社
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