特許
J-GLOBAL ID:201303086656405864

放射線監視システム及びその校正条件の診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-083507
公開番号(公開出願番号):特開2013-213711
出願日: 2012年04月02日
公開日(公表日): 2013年10月17日
要約:
【課題】現場作業における作業員の被爆低減の最小化を目的とすると共に、信頼性の向上及び保守作業の容易化を実現することを目的とする。【解決手段】放射線測定装置1aを校正する際に、校正室に移動された放射線検出器11及び測定ユニット15を校正装置2に接続し、校正装置2は、放射線検出器11に指標線源210からの放射線による指標ピーク値に基づいて設定したシステムゲイン初期値SGin及び測定範囲初期値Ainを校正条件として格納し、監視装置3は、放射線測定装置1aの点検の際に、チェック線源141によるチェック線源ピーク値に基づいて放射線測定装置1aが設定したシステムゲインSG1及び測定範囲CHa1のそれぞれが、システムゲイン初期値SGin及び測定範囲初期値Ainを基準にした許容範囲内にあることを自動診断することを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
測定対象から放出される放射線を測定及び管理する放射線監視システムであって、 放射線管理区域内に設置され、前記放射線を測定する放射線測定装置と、 前記放射線の線量が前記放射線管理区域内ではあるが一般区域並みに低い校正室に設置され、前記放射線測定装置を校正した校正条件及び校正結果を格納し、要求に応じて前記校正条件及び前記校正結果を出力する校正装置と、 前記放射線測定装置の測定結果を入力して監視すると共に、前記校正装置から入力された前記校正条件と前記放射線測定装置から入力された点検結果を比較してシステムの健全性を診断する監視装置とを備え、 前記放射線測定装置は、 着脱可能に配置され、前記放射線を検出して電気信号に変換する放射線検出器と、 着脱可能に配置され、前記放射線検出器の電気信号を測定して工学値に変換すると共に、前記工学値と警報設定値を比較して所定の範囲を逸脱した場合に警報を発信する測定ユニットと、 前記測定対象から放出される放射線が前記放射線検出器で所定の検出効率で検出されるように支持すると共に、環境放射線を遮蔽するサンプラと、 前記サンプラに内蔵されたチェック線源から放出される放射線を前記放射線検出器に照射または遮蔽するように、前記チェック線源を移動するチェック線源機構とを有し、 前記放射線測定装置を校正する際に、前記校正室に移動された前記放射線検出器及び前記測定ユニットを互いにケーブルで接続し、前記測定ユニットを前記校正装置にケーブルで接続し、 前記校正装置は、前記放射線測定装置を校正する際に、前記放射線検出器に前記チェック線源と同じ核種の指標線源からの放射線を照射したときに発現する指標ピーク値に基づいてシステムゲイン初期値及び管理する測定範囲の初期値である測定範囲初期値を設定し、前記システムゲイン初期値及び前記測定範囲初期値を前記校正条件として内蔵する記憶装置に格納し、 前記監視装置は、前記放射線測定装置の点検の際に、前記放射線測定装置が前記チェック線源からの放射線を前記放射線検出器に照射したときに発現するチェック線源ピーク値を測定し、前記チェック線源ピーク値に基づいて設定されたシステムゲイン及び測定範囲を取得し、前記設定されたシステムゲイン及び測定範囲のそれぞれが、前記システムゲイン初期値及び前記測定範囲初期値を基準にした許容範囲内にあることを自動診断すること特徴とする放射線監視システム。
IPC (3件):
G01T 1/17 ,  G01T 7/00 ,  G21C 17/00
FI (3件):
G01T1/17 E ,  G01T7/00 C ,  G21C17/00 D
Fターム (21件):
2G075FB05 ,  2G075FC10 ,  2G075FD07 ,  2G088EE10 ,  2G088FF04 ,  2G088FF05 ,  2G088GG11 ,  2G088JJ29 ,  2G088JJ36 ,  2G088LL27 ,  2G088LL28 ,  2G088MM09 ,  2G188AA09 ,  2G188BB04 ,  2G188BB05 ,  2G188CC10 ,  2G188DD30 ,  2G188DD39 ,  2G188FF29 ,  2G188FF30 ,  2G188GG09
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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