特許
J-GLOBAL ID:201303087166426282

有限要素解析モデルを用いた熱影響部を有する構造体の数値的シミュレーション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金高 善子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-109491
公開番号(公開出願番号):特開2013-246830
出願日: 2013年05月24日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】FEAモデルを用いてHAZを有する構造体の数値的シミュレーションを行う方法およびシステムを提供する。【解決手段】コンピュータシステムにおいて、少なくとも一つのHAZを取り囲む被溶接部を表す少なくとも一つのグループの有限要素を有するFEAモデルが定義され、入力される。グループの有限要素のそれぞれは、FEAによって少なくとも一つの積分点を有するよう構成される。グループの有限要素は、HAZの内側および外側の被溶接部の構造的挙動を表す一組のHAZ材料特性と関連づけられる。HAZ材料特性が定義された後、追加入力を必要としない自動手順により、各積分点と熱源位置(例えばスポット溶接部の重心)との間の最短伝熱距離を用いて関連づけられた組のHAZ材料特性を補間することによって、対応する数値的材料特性が決定され、各積分点に割り当てられる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
有限要素解析(FEA)モデルを用いて熱影響部(HAZ)を含んでいる構造体の数値的シミュレーションを行う方法であって、 FEAアプリケーションモジュールがインストールされたコンピュータシステムにおいて、HAZを取り囲む被溶接部を表すよう構成された少なくとも一つのグループの有限要素を有するFEAモデルを受け取るステップであって、前記グループの有限要素のそれぞれはFEAにおける数値積分のための少なくとも一つの積分点を有するよう構成されており、HAZは少なくとも一つの熱源位置近傍に位置しているステップと、 一組のHAZ材料特性を前記グループの有限要素と関連づけるステップであって、前記一組のHAZ材料特性はHAZの内側および外側の被溶接部の構造的挙動を表すステップと、 HAZ材料特性が定義された後、追加入力を要求しない自動手順により、前記各積分点と少なくとも一つの熱源位置との間の最短伝熱距離を用いて関連づけられた組のHAZ材料特性を補間することによって、各積分点において対応する数値的材料特性を決定するステップと、 コンピュータシステムにおいてFEAモデルを用いて、前記各積分点において決定された前記対応する数値的材料特性により構造体の数値的シミュレーションを行うステップと、 を備える方法。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (2件):
G06F17/50 612H ,  G06F17/50 612J
Fターム (2件):
5B046JA04 ,  5B046JA07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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