特許
J-GLOBAL ID:201303087327738107
電力変換装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山下 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-253580
公開番号(公開出願番号):特開2013-110842
出願日: 2011年11月21日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
【課題】PLL回路の位相誤差を素早く補正する電力変換装置を提供する。【解決手段】交流電動機3を駆動するインバータ装置2と、これを直接駆動するバイパス開閉器25と、PLL制御手段4とで構成する。PLL制御手段4は、電圧検出器23の検出電圧とインバータ装置2の内部位相との位相差を検出する位相差検出手段と、この位相差をPI制御器43によって比例積分制御し、切り替え器44を介して補正前内部位相とするPI制御手段と、位相差を切り替え器46を介して出力し、これを補正前内部位相に加えて内部位相とする位相補正手段と、位相差を微分し、開閉器48を介してPI制御器43の積分初期値とする積分初期値設定手段とを有する。出力開閉器24が投入されて所定時間経過後、切り替え器44の入力を0からPI制御器43の出力に切り替え、切り替え器46の入力を短期間0から位相差に切り替えた後再び0に戻し、且つ開閉器48を閉路する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
交流電源を入力とし、所望の周波数/電圧を出力して交流電動機を駆動し、出力側に出力開閉器及び電圧検出器を備えたインバータ装置と、
交流電源から直接前記交流電動機を駆動するように設けられたバイパス開閉器と、
前記バイパス開閉器を閉路して交流電動機を運転している状態から前記インバータ装置による運転に切り替えるとき、前記交流電動機の位相に追従して前記インバータ装置の内部位相を一致させるためのPLL制御手段と
を具備し、
前記PLL制御手段は、
前記電圧検出器の検出電圧と前記インバータ装置の内部位相から互いの位相差を検出する位相差検出手段と、
この位相差をPI制御器によって比例積分制御し、第一の切り替え器を介して補正前内部位相として出力するPI制御手段と、
前記位相差検出手段の出力を第二の切り替え器を介して出力し、これを前記補正前内部位相に加えて内部位相とする位相補正手段と、
前記位相差検出手段の出力を微分し、開閉器を介して前記PI制御手段の積分初期値とする積分初期値設定手段と、
前記出力開閉器が投入された信号を受けこれを所定時間遅らせる遅延手段と
を有し、
前記遅延手段の出力であるPI制御動作開始信号によって、
前記第一の切り替え器の入力を0から前記PI制御器の出力に切り替え、
且つ前記第二の切り替え器の入力を短期間0から前記位相差検出手段の検出する位相差に切り替えた後再び0に戻し、
且つ前記積分初期値設定手段の出力の開閉器を閉路するようにしたことを特徴とする電力変換装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
5H007AA04
, 5H007AA17
, 5H007BB06
, 5H007CA01
, 5H007DA03
, 5H007DB02
, 5H007DC04
, 5H007DC05
, 5H007FA03
, 5H007FA13
, 5H505BB06
, 5H505CC05
, 5H505DD03
, 5H505EE49
, 5H505GG05
, 5H505HA10
, 5H505HB01
, 5H505JJ22
, 5H505JJ23
, 5H505JJ24
, 5H505LL24
引用特許:
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