特許
J-GLOBAL ID:201303092059545213

分離液噴射ノズル付き遠心分離機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 武田 明広 ,  武田 賢市
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-242548
特許番号:特許第5220950号
出願日: 2012年11月02日
要約:
【課題】ボウルの回転駆動のための消費エネルギーを節減することができるとともに、処理原液中の固形分が、噴射ノズルを介して液体回収系に排出されてしまうという問題、及び、処理条件を変更した場合に、排出される固形分の含水率に悪影響を与えてしまうという問題を回避することができる分離液噴射ノズル付き遠心分離機を提供する。 【解決手段】フロントハブ8における各液体排出口6の半径方向外側の位置に、ダム7の溢流縁部7aの上を溢流してボウル2内から排出された分離液を回収する分離液噴射装置9を取り付けた。この分離液噴射装置9は、回収した分離液を内部において一時的に貯留する分離液貯留室12を有するとともに、側部9aに、ボウル2の回転方向と反対の方向へ向かって開口し、分離液貯留室12内の分離液を外部へ噴射する噴射ノズル10が配置されている。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 中空のボウルと、その内部においてボウルと同軸的に配置されたスクリューコンベアとを有し、これらを回転させることにより、ボウル内に導入された処理原液を、遠心力により液体と固形分とに分離し、ボウルに対して差速をもって回転するスクリューコンベアにより、分離した固形分を、ボウルの一方の端部に形成されている固形分排出口へ向かって搬送してボウル外へ排出するとともに、分離した液体を、ボウルの反対側の端部を構成するフロントハブに複数形成されている液体排出口からボウル外へ排出するように構成された遠心分離機において、 各液体排出口には、ボウル内の液面高さを規定するダムが配置され、 液体排出口の半径方向外側の位置において、ダムの溢流縁部の上を溢流してボウル内から排出された分離液を回収する分離液噴射装置が、フロントハブに取り付けられ、 分離液噴射装置は、回収した分離液を内部において一時的に貯留する分離液貯留室を有するとともに、いずれかの側部或いは底部に、ボウルの回転方向と反対の方向へ向かって開口し、分離液貯留室内の分離液を外部へ噴射する噴射ノズルが配置されていることを特徴とする分離液噴射ノズル付き遠心分離機。
IPC (1件):
B04B 1/20 ( 200 6.01)
FI (1件):
B04B 1/20
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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