ナット溶接治具

発明者： ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：絹谷信雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-007112
公開番号（公開出願番号）：特開2013-146744
出願日： 2012年01月17日
公開日（公表日）： 2013年08月01日
要約：

【課題】貫通孔とナットを精度良く同軸上で位置決めし、アーク溶接熱によるナットの変形を防ぎ、リタップ作業を要しないナット溶接治具を提供する。【解決手段】ナットNをワークW上に保持するためのナット溶接治具5において、貫通孔4に嵌入された状態で支持される筒状の嵌入部8と、嵌入部8の上端に設けられると共に、ナットNのネジ孔に挿入されるよう設けられ、かつ、周方向に複数分割配置されると共に各分割片が径方向に開閉可能に設けられてナットNを内側から把持するナット把持駒9と、嵌入部8に上下移動可能に挿通され、上部にナット把持駒9を開閉する把持操作用テーパ部10を有し、下方移動位置のとき把持操作用テーパ部10でナット把持駒9を拡開させ、上方移動位置のときナット把持駒9を縮径させる操作軸11と、操作軸11を上下の移動位置にしてナット把持駒9を開閉するアクチュエータ12とを備えたものである。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

ワーク上にナットを、そのワークに形成された貫通孔と同軸上に位置合わせして溶接する際に、上記ナットをワーク上に保持するためのナット溶接治具において、前記貫通孔に嵌入された状態で支持される筒状の嵌入部と、該嵌入部の上端に設けられると共に、上記ナットのネジ孔に挿入されるよう設けられ、かつ、周方向に複数に分割配置されると共に各分割片が径方向に開閉可能に設けられてナットを内側から把持するナット把持駒と、上記嵌入部に上下移動可能に挿通され、上部に上記ナット把持駒を開閉する把持操作用テーパ部を有し、下方移動位置のとき把持操作用テーパ部でナット把持駒を拡開させ、上方移動位置のときナット把持駒を縮径させる操作軸と、該操作軸を上下の移動位置にして上記ナット把持駒を開閉するアクチュエータとを備えたことを特徴とするナット溶接治具。

IPC (1件)：

B23K 37/04

FI (1件)：

B23K37/04 H

引用特許：

審査官引用 (5件)

溶接治具
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-074207 出願人：江戸斉智
クランプ装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-354553 出願人：株式会社コスメック
位置決め装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-043993 出願人：トヨタ自動車株式会社, 大豊精機株式会社

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