特許
J-GLOBAL ID:201303098378760745
重金属元素等の水系への溶出量推定方法及びそのための鉱物量推定方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
,
代理人 (1件):
特許業務法人むつきパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-154333
公開番号(公開出願番号):特開2013-019815
出願日: 2011年07月12日
公開日(公表日): 2013年01月31日
要約:
【課題】重金属元素等の水系への溶出量を長期的に推定するための方法の提供。【解決手段】土壌等に含まれ得る複数のノルム鉱物の存在比率から水系の少なくともpHを含む水質変化を推定しこれに対応して重金属元素等の溶出量の推定を行う方法において、S、Fe、Si、C、K、Al、Na、Ca、Mgの主要元素及び重金属元素等の含有元素量比を化学分析する。(1)重金属元素等の含有元素量比をSの含有元素量比により硫化鉱物に分配し、(1-1)残余のSの元素量比をFeの含有元素量比により黄鉄鉱に分配する。(1-2)残余の重金属元素等の含有元素量比をCの含有元素量比により炭酸塩鉱物に分配する。(2)残余の重金属元素等の含有元素量比を酸化鉱物又は単体元素鉱物に分配する。そして、主要元素の含有元素量比からノルム鉱物の存在比率をノルム計算で推定するにあたっては、(1-1)の残余のFeの元素量比をノルム計算に導入する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
土壌等に含まれる重金属元素等の水系への溶出量を長期的に推定するための推定方法であって、
前記土壌等に含まれ得る複数のノルム鉱物の存在比率から前記水系の少なくともpHを含む水質変化を推定しこれに対応して重金属元素等の溶出量の推定を行う方法において、
前記土壌等に含まれる少なくともS、Fe、Si、C、K、Al、Na、Ca、Mgの主要元素及び重金属元素等の各元素の含有元素量比を化学分析し、
(1)重金属元素等の含有元素量比をSの含有元素量比により硫化鉱物に分配し、
(1-1)残余のSの元素量比のあるときは、これをFeの含有元素量比により黄鉄鉱に分配し残余のFeの元素量比を求め、
(1-2)残余の重金属元素等の含有元素量比のあるときは、これをCの含有元素量比により炭酸塩鉱物に分配し残余のCの元素量比を求め、
一方、
(2)残余の重金属元素等の含有元素量比のあるときは、これを酸化鉱物又は単体元素鉱物に分配し、
前記主要元素の含有元素量比から前記ノルム鉱物の存在比率をノルム計算で推定するにあたって、(1-1)の残余のFeの元素量比のあるときはこれを前記ノルム計算に導入することを特徴とする推定方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (10件)
全件表示
審査官引用 (10件)
全件表示
前のページに戻る