特許
J-GLOBAL ID:201303098685726988

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉竹 英俊 ,  有田 貴弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-053046
公開番号(公開出願番号):特開2013-140175
出願日: 2013年03月15日
公開日(公表日): 2013年07月18日
要約:
【課題】センサ素子や被測定ガスの温度変化に伴うセンサ出力の変化を抑制し、該センサ出力の変化による測定精度の低下を抑制することのできるガスセンサを提供する。【解決手段】センサ素子が、所定の固体電解質層の第1主面側に設けられ、所定ガス成分の濃度測定に際して、酸素濃度の基準とする基準ガスと接触する基準電極42と、固体電解質層の第2主面側に設けられ、所定ガス中の酸化物気体成分を還元可能な測定電極44と、を備え、基準電極42と測定電極44との電位差を制御指標としたセンサ出力が得られるとともに、固体電解質層の厚さ方向から見たときに、測定電極44と基準電極42の重心が幅方向にずれており、前者の面積をS1、重なり領域の面積をS2とするとき、重なり率R=(S2/S1)×100を10以上77以下とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性を有する固体電解質を主成分として構成されるセンサ素子を有し、前記センサ素子を前記固体電解質の活性化する温度に加熱し保温したうえで、前記固体電解質の酸素イオン伝導性を利用して、被測定ガス中の所定ガス成分の濃度に応じて前記固体電解質を流れる電流を検出するガスセンサであって、 前記センサ素子は、 所定の固体電解質層の第1主面側に設けられ、前記所定ガス成分の濃度測定に際して、酸素濃度の基準とする基準ガスと接触する基準電極と、 前記固体電解質層の第2主面側に設けられ、前記所定ガス中の酸化物気体成分を還元可能な測定電極と、 を備え、 前記基準電極と前記測定電極との電位差を制御指標としたセンサ出力が得られるとともに、 前記固体電解質層の厚さ方向から見たときに、前記測定電極と前記基準電極とは、互いの重心が幅方向にずれており、 前記固体電解質層の厚さ方向から見た前記測定電極の面積をS1とし、前記固体電解質層の厚さ方向から見て前記基準電極が前記測定電極と重なっている領域の面積をS2として、前記重なりの程度を表すパラメータである重なり率Rを、 R=(S2/S1)×100 で定義したとき、前記重なり率Rが10以上77以下である、 ことを特徴とするガスセンサ。
IPC (1件):
G01N 27/416
FI (1件):
G01N27/46 331
引用特許:
審査官引用 (4件)
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