特許
J-GLOBAL ID:201303098988084407

腐食に対する保護を与える金属コーティングが施された鋼部材を製造する方法、および鋼部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-525942
公開番号(公開出願番号):特表2013-503254
出願日: 2010年02月24日
公開日(公表日): 2013年01月31日
要約:
本発明は、よく付着し、腐食に対する保護を与える金属コーティングが施されている部材を製造することができる方法を提供する。このため、マンガンを0.3〜3wt%含み、かつ降伏点が150〜1100MPaであり、引張強さが300〜1200MPaである鋼材料から製造された平鋼材を、平鋼材に電解析出させるZnNi合金のコーティングを含む防食コーティングで被覆し、このコーティングは、単相のγ-ZnNi相で構成され、かつ亜鉛のほか、不可避な不純物、および7〜15wt%のニッケルを含む。次いで平鋼材からブランクを得て、少なくとも800°Cまで直接加熱してから、鋼部材に成形するか、あるいは、最初に鋼部材に成形してから、少なくとも800°Cまで加熱する。最後に、それぞれの場合に得られた鋼部材を、十分な高温から十分に急速冷却することにより焼入れする。【選択図】無し
請求項(抜粋):
腐食に対する保護を与える金属コーティングが施されている鋼部材を製造する方法であって、下記作業ステップ: a) マンガンを0.3〜3wt%含む鋼材料から製造される平鋼材であって、前記鋼材料の降伏点は150〜1100MPaであり、引張強さは300〜1200MPaである、平鋼材を利用可能なものにするステップ、 b) 前記平鋼材に電解析出され、かつ亜鉛のほか、不可避な不純物、および7〜15wt%のニッケルを含む単相のγ-ZnNi相を含むZnNi合金コーティングを含む防食コーティングで前記平鋼材を被覆するステップ、 c) 前記平鋼材から成形されるブランクを少なくとも800°Cのブランク温度まで加熱するステップ、 d) 成形ダイ内で前記ブランクから前記鋼部材を成形するステップ、ならびに e) 前記鋼部材が、焼戻しまたは焼入れ後の微細構造の形成に好適な状態にある温度から、前記焼戻しまたは焼入れ後の微細構造の形成に十分な冷却速度で冷却することにより前記鋼部材の焼入れを行うステップ を含む、方法。
IPC (8件):
C25D 5/26 ,  C25D 5/50 ,  C22C 38/00 ,  C22C 18/00 ,  C21D 9/00 ,  C22C 38/04 ,  C21D 1/18 ,  B21D 22/20
FI (10件):
C25D5/26 G ,  C25D5/50 ,  C22C38/00 301T ,  C22C18/00 ,  C21D9/00 A ,  C22C38/04 ,  C21D1/18 C ,  B21D22/20 G ,  B21D22/20 H ,  B21D22/20 Z
Fターム (16件):
4K024AA16 ,  4K024AA19 ,  4K024AB01 ,  4K024BA03 ,  4K024BB02 ,  4K024DB01 ,  4K024GA01 ,  4K024GA04 ,  4K042AA25 ,  4K042BA01 ,  4K042CA02 ,  4K042CA06 ,  4K042CA12 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DD01
引用特許:
審査官引用 (12件)
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