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J-GLOBAL ID:201402200068147388   整理番号:14A1374530

脂肪酸/ジドデシルジメチルアンモニウムブロミドベシクルの相挙動および膜特性の系統的キャラクタリゼーション

Systematical Characterization of Phase Behaviors and Membrane Properties of Fatty Acid/Didecyldimethylammonium Bromide Vesicles
著者 (8件):
資料名:
巻: 30  号: 43  ページ: 12721-12728  発行年: 2014年11月04日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脂肪酸(FA)ベシクルの形成をpH滴定および濁度解析により評価し,膜の性質を膜の流動性,膜の極性および誘電緩和を用いて特性づけた。FAとしてはオレイン酸(OA)およびリノール酸(LA)を用いた。ベシクル構造は,ジドデシルジメチルアンモニウムブロミド(DDAB)を加えて変化させた。FA/イオン化FA/DDABの三成分系相図に基づき,FA/DDAB系の成分間の関係および相状態を明らかにした。OAおよびLAベシクルはコレステロールあるいは飽和リン脂質を含むベシクルに比べ高い膜流動性を示し,相状態は液体無秩序リポソームのそれと類似していることがわかった。DDAB分子はイオン化したFAと静電的に相互作用しベシクル構造を保持することが示唆された。誘電緩和およびπ-A等温線によりFAとDDABとの間の相互作用の存在が明らかとなり,FAベシクル表面が陽イオン界面活性剤DDABによる改質で調節可能であることがわかった。
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分類 (2件):
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液-液界面  ,  多成分系の相平衡・状態図一般 
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