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J-GLOBAL ID：201402205754706964   整理番号：14A0889451

標準化された部品を用いて組み立てる機構学習キットの開発

A Study on the Development of Teaching Materials for Mechanisms Assembled Using Standardized Parts

著者 (2件)： 宮下晃一 (鳴門教大) ,  松本雅裕 (西条市東予東中)
資料名： 日本産業技術教育学会誌  (Journal of the Japan Society of Technology Education)
巻： 56  号： 2  ページ： 109-116  発行年： 2014年06月30日 
JST資料番号： L4304A  ISSN： 0286-5580  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 歯車やリンクなどの部品を自由に組み立てて,様々な機構を製作することができる機構学習キットの開発を行った。本キットを使用すると,1枚のパネル上に機械要素をパズル感覚で簡単に配置して組み立てられるので,生徒は試行錯誤しながら自らがイメージする部品の動きを作り出せるようになり,機構に関する学習を効果的に進められる。各部品は3D-CADによって設計されているため,そのCADデータがあれば3Dプリンタを用いて簡単に製作可能である。また各部品を樹脂成型によって大量に複製することも可能であるために,少ない経費で教材として導入することができる。本論文では,機構学習キットに含まれる部品の形状や組み立て方を詳細に説明するとともに,実践授業における生徒の反応や参観した技術科教師らからの評価をまとめた。(著者抄録)

シソーラス用語： 開発 ,  *CAD【計算機】 ,  *プリンタ ,  機構部品 ,  *教材 ,  *3Dプリンタ
準シソーラス用語： *教材開発 ,  学習教材 ,  *学習キット

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  通信網  (ND07030A)

引用文献 (11件)：

• 松永泰弘・柴田祥吾・今山延洋:教材用木製機械式振り子時計の改良, 日本産業技術教育学会誌, 第53巻, 第1号, pp.17-23 (2011)
• 松永泰弘・三上拓磨:金属製機械式振子時計教材の開発, 技を媒介とした学びに熱中する子どもの育成プログラム2012, 静岡大学教育学部, pp.3-10 (2012)
• 江馬諭・岡本卓也・山田拓弥:教材としてのからくりの活用に関する基礎研究, 日本産業技術教育学会誌, 第51巻, 第4号, pp.293-299 (2009)
• 伊藤文一:中学校技術・家庭科教育における教材の研究開発III:伝動用機械要素モデルの製作, 教育経営学研究紀要, 第6号, pp.75-82 (2003)
• 森慎之助・山本透・森岡弘・他1名:中学校技術・家庭科 (技術分野) におけるロボット技術を用いた動力伝達および機構学習, 日本産業技術教育学会誌, 第48巻, 第3号, pp.193-200 (2006)

タイトルに関連する用語 (3件)： 標準化 ,  学習 ,  開発