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J-GLOBAL ID:201402212282053330   整理番号:14A0514123

粉末食品による長期間の給餌は,マウスにおいて高血糖症と全身性疾患の徴候を引き起こす

Long-term feeding on powdered food causes hyperglycemia and signs of systemic illness in mice
著者 (13件):
資料名:
巻: 103  号:ページ: 8-14  発行年: 2014年05月08日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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食習慣は,代謝性ホメオスタシスに影響を及ぼす重要な因子である。しかし,全身健康状態を反映するパラメータへの,長期間のソフトフードによる給餌の影響について述べた動物実験はほとんどない。マウスを使用して,短期(3日間)および長期(離乳から17週間)に渡って,血糖値,インシュリン,カテコールアミン,コルチコステロンの血清レベル,血圧および/または社会的相互行動に対する粉末食品と通常のペレットフードの影響を比較した。さらに,ヒトグルカゴン様ペプチド-1類似体リラグルチド(神経および心血管疾患に対する保護作用のある新薬)の効果を粉末群とペレット群の間で比較した。粉末食品は,3日間という短期でも,ペレットフードより大きな血糖反応を起こし,粉末食品が消化されやすく,吸収されやすいことと整合していた。粉末食品による長期の給餌は,高血糖症とそれに関連した,血清アドレナリン,ノルアドレナリン,コルチコステロンの増大,特に拡張期血圧の上昇を含む全身の疾患徴候を誘発し,社会的相互行動を増加させた。17週の給餌期間の最後の2週間,リラグルチドを皮下投与すると,社会的相互行動を含む上記の変異が改善した。長期間の粉末食品給餌と関連した高血糖症は,マウスにおいて特定の全身性疾患徴候,例えば血糖上昇,高血圧,異常行動につながる可能性がある。適度な硬さの食物の咀嚼は,血糖及び/または副腎ストレスホルモン(カテコールアミンとグルココルチコイド)レベルの低下させることで,肉体的および精神的全身の健康維持にとって,非常に重要な役割を果たしている可能性がある。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  食品一般  ,  医学的検査一般 

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