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J-GLOBAL ID：201402216811085493   整理番号：14A0765748

天文学習のためのタンジブル学習環境に関するデザイン原則の検討

著者 (6件)： 葛岡英明 (筑波大 システム情報系) ,  鈴木靖幸 (筑波大) ,  山下直美 (NTT コミュニケーション科学基礎研) ,  加藤浩 (放送大 ICT活用・遠隔教セ) ,  鈴木栄幸 (茨城大 人文) ,  久保田善彦 (宇都宮大 教育)
資料名： 科学教育研究  (Journal of Science Education in Japan)
巻： 38  号： 2  ページ： 65-74  発行年： 2014年06月10日 
JST資料番号： L3340A  ISSN： 0386-4553  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽の日周・年周運動に関する領域の学習のために,タンジブルユーザインターフェイス(TUI)を利用した。TUIの考え方に基づき,学習者の太陽と地球の時間的・空間的な関係の理解を支援するため,タンジブル地球儀,人形,太陽を模擬する電球そしてPC画面から構成されるタンジブル地球儀システムを開発した。中学校においてこのシステムを利用した実践を行い,その分析に基づいて天文学習を支援するタンジブル学習支援環境のためのデザイン原則を提案した。位置の問題,動作の問題,対応の問題を解決するために,AR技術によって,補助的な情報を実体に重畳して表示させたり,新たな操作デバイスを導入したりすることを提案した。しかし,新たなデバイスの導入は学習者の混乱を招く可能性もある。

シソーラス用語： *天文学 ,  *ユーザインタフェイス ,  環境 ,  地図 ,  太陽 ,  パーソナルコンピュータ ,  操作 ,  *設計 ,  視差 ,  学習
準シソーラス用語： PC ,  *タンジブルユーザインタフェイス ,  学習環境 ,  *学習環境デザイン ,  学習支援環境 ,  学習者 ,  地球儀 ,  年周視差

分類 (2件)： 科学技術教育  (AA04000C) ,  物理教育  (BA01050L)

引用文献 (22件)：

• Atwood, R. K. and Atwood, V. A.: Effects of Instruction on Preservice Elementary Teachers' Conceptions of the Causes of Night and Day and the Seasons, Journal of Science Teacher Education, 8(1), 1-13, 1997.
• Collins, A., Joseph, D., and Bielaczyc, K.: Design research: Theoretical and methodological issues, The Journal of the Learning Sciences, 13(1), 15-42, 2004.
• Cuendet, S. and Dillenbourg, P.: The Benefits and Limitations of Distributing a Tangible Interface in a Classroom, Proc. of CSCL 2013, 137-144, 2013.
• Gokhale, A.: Collaborative learning enhances critical thinking, Journal of Technology Education, 7(1), 22-30, 1995.
• 国立天文台:4D2U Project Website, http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/(2014.3,3),2005.

タイトルに関連する用語 (4件)： 学習 ,  学習環境 ,  デザイン ,  原則