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J-GLOBAL ID：201402222724284374   整理番号：14A1464025

過酷環境を支えるセラミックス材料 人工衛星用セラミックスラスタの開発

著者 (6件)： 田中伸彦 (Mitsubishi heavy ind., ltd.) ,  三島弘行 (Mitsubishi heavy ind., ltd.) ,  松尾哲也 (Mitsubishi heavy ind., ltd.) ,  野中吉紀 (Mitsubishi heavy ind., ltd.) ,  佐藤英一 (Inst. of space and astronautical sci.) ,  澤井秀次郎 (Inst. of space and astronautical sci.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 49  号： 12  ページ： 1014-1020  発行年： 2014年12月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人工衛星等の宇宙機には,軌道や姿勢制御のために小型ロケットエンジンであるスラスタが搭載される。本稿では,金星探査機の軌道変換用エンジンとして搭載された二液セラミックスラスタの開発経緯と今後の開発計画を紹介する。1)セラミックスラスタの概要:セラミックスラスタの構成,窒化ケイ素セラミックスの特性,2)二液セラミックスラスタの開発:プロトタイプの開発,燃焼試験,振動試験,耐衝撃性,フライトタイプにおける推力調整試験,機械環境試験,あかつきへの搭載,小推進力二液スラスタの開発,3)今後の開発計画:現在は,全長460mmのサイズが限界であるが,さらなる大型化の検討が課題である。

シソーラス用語： *セラミック ,  航空宇宙用材料 ,  ロケットエンジン ,  推進システム ,  人工衛星 ,  *宇宙探査機 ,  天文衛星 ,  *窒化ケイ素 ,  推力 ,  燃焼試験 ,  振動試験 ,  衝撃強さ ,  熱応力解析 ,  衝突エネルギー ,  破壊確率 ,  *スラスタ ,  過酷環境 ,  内燃機関 ,  熱機関 ,  *飛翔体 ,  機械的性質 ,  強度 ,  解析
準シソーラス用語： スラスタ装置 ,  金星探査機あかつき ,  推進力 ,  耐衝撃性

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

引用文献 (6件)：

• 野中吉紀ほか,まてりあ,44,565-570(2005).
• 三島弘行ほか,三菱重工技報,42,250-253(2005).
• 松尾哲也ほか,三菱重工技報,45,46-49(2008).
• Y. Motoyashiki, S. Hasegawa, K. Okudaira and E. Sato, International Journal of Impact Engineering, 35, 1666-1671 (2008).
• 宇宙開発委員会調査部会,第24号科学衛星(PLANET-C)「あかつき」の金星周回軌道への投入失敗に係る原因究明および今後の対策について.

タイトルに関連する用語 (7件)： 過酷環境 ,  セラミックス材料 ,  人工 ,  衛星用 ,  セラミックス ,  ラスタ ,  開発