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J-GLOBAL ID:201402232951100269   整理番号:14A0319379

タンデム式縦型双ロールキャスト法で作製したA4045/A3003/A4045合金クラッド材の接合界面組織

Joint Interface Microstructure of A4045/A3003/A4045 Alloy Clad Strips Fabricated by Vertical-type Tandem Twin-roll Casting
著者 (5件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 223-228  発行年: 2014年03月25日 
JST資料番号: G0096A  ISSN: 1342-0429  CODEN: CHKOFY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2台の縦型双ロールキャスタを垂直方向に配置したタンデム式縦型双ロールキャスタは一工程で溶融金属からクラッド材を作製できる。芯材は上側双ロールキャスタで作製し,芯材を下側双ロールキャスタのロール間隙に誘導する。その後,皮材溶湯を注湯して,芯材は皮材の凝固殻に挟まれながらクラッド材が作製される。本研究では,タンデム式縦型双ロールキャスタを用いてA4045/A3003/A4045合金クラッド材を作製し,A4045合金とA3003合金の接合界面組織の形成について調査した。クラッド材のミクロ断面組織と組成分析は光学顕微鏡,SEM-BEI,透過型電子顕微鏡,STEM-EDSを用いて観察した。光学顕微鏡とSEM観察では,芯材,皮材ともに微細な凝固殻であることがわかった。作製した3層クラッド材の接合界面は平滑であり,合金化領域は接合界面に見られなかった。芯材と皮材の接合界面組織には,共晶Si粒子やAl-Mn系分散第2相が含まれていない厚さ約1μmの層状領域が見られた。TEMの方位解析とSTEM-EDSを使った組成分析の結果,層状領域は皮材母相と同じ組成を示し,層状領域は芯材表面の各結晶粒と同じ方位であった。層状領域は,芯材表面からエピタキシャル成長して形成されたと考えられる。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織  ,  鋳造法,鋳込  ,  クラッド材 

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