抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
これまでに得られた寝装用短繊維集合体の圧縮特性の評価法に関する知見を基にして,主としてインテリア用充填材料として用いられるポリウレタンフォームの圧縮・回復特性,圧縮にかかわる粘弾性的性質として応力緩和特性およびクリープ特性の測定を行った。現在,市場で流通している8種のポリウレタンフォームを収集して実験材料とし,その圧縮挙動を実験的に検討した。得られた結果は以下の通りであった。1)圧縮・回復挙動は3種に分類された。2)低反発タイプの圧縮・回復曲線は他の試料とは異なり,1500から1700Pa近辺を境として圧縮挙動が変化しており,2段階的な振舞いを示した。3)ポリウレタンフォームの応力緩和表示式はσ=βt
-αで示された。ここでσ(Pa)は任意時間における応力,t(s)は時間,αおよびβは試料の物性および測定条件により決まる定数である。