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J-GLOBAL ID：201402244096464248   整理番号：14A0064709

ピン形式柱脚のせん断伝達能力改修工法

TRANSFERRING METHOD OF SHEAR FORCE IN PIN-TYPE COLUMN BASE FOR SEISMIC RETROFIT

著者 (5件)： 山田哲 (東京工大 建築物理研セ) ,  島田侑子 (千葉大 大学院工学研究科) ,  石田孝徳 (日本学術振興会) ,  石田孝徳 (東京工大 大学院) ,  沢田涼佑 (東京工大 大学院)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 695  ページ： 145-152  発行年： 2014年01月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄骨構造物の柱脚の固定方法の中で,ピンとして設計された露出型柱脚の設計条件を変更することなく,既存のスペースの中でせん断力の伝達能力のみを向上させる改修方法について検討した。ピン形式の柱脚と鋼管柱,基礎立ち上げ部柱型,基礎梁からなる試験体に対して載荷実験を行った。柱下端に基礎梁へせん断力を伝えるための鋼製の枠材を取り付け,柱と枠材の間を埋めるフィラープレートの1枚に丸鋼を溶接したものを挿入した。改修材の有無をパラメータとして実験を行い,層としての変形能力並びにエネルギー吸収能力が大幅に向上することを確認した。また,柱のモーメント分布から柱脚がピン形式のままで,せん断力の伝達能力のみを改善するという改善目標が達成できていることを確認した。

シソーラス用語： 鋼構造 ,  *柱脚 ,  *ピン支点 ,  *剪断応力 ,  応力伝達 ,  改修 ,  建設工法 ,  *耐震補強 ,  水平荷重 ,  繰返し試験 ,  鋼板 ,  棒鋼 ,  溶接継手 ,  アンカーボルト ,  曲げモーメント ,  応力分布 ,  破壊モード
準シソーラス用語： *露出型柱脚 ,  フィラープレート ,  あと施工アンカ

分類 (1件)： 金属構造  (RA04050W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 形式 ,  柱脚 ,  せん断 ,  改修工法