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J-GLOBAL ID:201402252595041504   整理番号:14A1062748

東日本大震災で発生した津波火災における地形的影響の考察と津波火災危険度評価指標の提案

Geographical Analysis of Tsunami Fires in the Great East-Japan Earthquake and Tsunami Disaster and Risk Index
著者 (4件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 127-143  発行年: 2014年08月31日 
JST資料番号: L0381A  ISSN: 0286-6021  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論では集落スケールのマクロ的視点に立って,東日本大震災の被災地を対象に,集落ごとの津波火災事例を整理し,火災の発生・拡大と住宅分布や地形条件および来襲した津波規模との関係を統計的に分析し,津波火災危険度の評価につながる指標を提案した。主な結論は以下のようである。1)津波火災の多くは漂流ガレキ中に多数存在する発火燃料とそれらに点火する作用による。2)火災が生じても大半は自然鎮火するが,可燃性ガレキが高密度で継続的に供給されるなどの場合は燃焼が継続する。3)三陸地方では浸水域内で流失した家屋が多い区域と,残存した家屋が多い区域の境界付近で火災が発生した事例が多い。4)仙台平野地域では浸水範囲に比べて火災範囲が局所的となる事例が多い。5)発生ガレキ量を推算すると火災延焼面積と正の相関があることが分かった。6)ガレキの発生密度と平均浸水深を説明変数とした津波火災のリスク指標を提案した。これによると可燃性ガレキ密度が2倍になると火災延焼面積が2.6倍になる。平均浸水深が10mから2mに低下した場合,火災延焼面積が1.4倍になる。
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分類 (2件):
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自然災害  ,  火災 

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