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J-GLOBAL ID:201402258781762651   整理番号:14A0538226

酵母高細胞密度システムによるシイタケ細胞内ラッカーゼの分泌発現:表現が難しい分泌蛋白質のサブミリグラム生産物

Secretory expression of Lentinula edodes intracellular laccase by yeast high-cell-density system: Sub-milligram production of difficult-to-express secretory protein
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巻: 117  号:ページ: 659-663  発行年: 2014年06月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞内ラッカーゼに関する多くの異種発現システムが報告されてきたが,細胞内相対物についてはほとんどない。シイタケ細胞内ラッカーゼLcc4は,その特異な基質特性から工業的利用の酵素として潜在性がある。しかし,発現依存的毒性のため細胞内ラッカーゼの異種生産は難しい。既報で,高細胞密度で誘起基質に懸濁している時のみ,組換え酵母細胞がLcc4を合成し分泌することを示した(J. Biosci. Bioeng., 113, 154-159, 2012)。高細胞密度システムは多くに利用でき,他の表現が難しい分泌蛋白質に適用できる。システムはエアレーションに大きく依存するため,酵素や他の蛋白質の生産スケールアップに障害となり,Lcc4の分泌経路や酵素特徴は分からないままになっている。本報では,高細胞密度システムにジャー発酵器を適用した成功裏なLcc4生産を示した。十分なエアレーションにより高収量となり(0.6mg/L),均一性のある酵素を調製し精製できる。酵素は高グルコシル化蛋白質として分泌され,SDS-PAGEにおいてバンドの形成が不正確となる。アミノ酸配列分析から,分泌信号としてN末端17残基が認識された。組換え酵素には自然発生のLcc4と同様の酵素特性が見られた。潜在的な利用者へ有用な情報を含むスケールアップした発現システムについても示した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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微生物酵素の生産 
引用文献 (19件):

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