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J-GLOBAL ID：201402268756729831   整理番号：14A0051595

レーザを用いた覆工コンクリート剥離検知装置の開発

Development of Laser-based Remote Sensing System for Detecting Inner-Defect of Lining Concrete

著者 (4件)： 御崎哲一 (JR西日本) ,  篠田昌弘 (鉄道総合技術研) ,  島田義則 (レーザー技術総合研) ,  朝倉俊弘 (京大 大学院工学研究科)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 45  号： 1  ページ： 33-40  発行年： 2014年01月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 打音法適用前のスクリーニング手法として,数m以上離れた箇所から検査できる,レーザリモートセンシング法によるコンクリート剥離検知法を開発した。打音法と本法は,コンクリート表面を加振し,表面振動を把握するという点で欠陥検知の考え方は同じである。検出レーザの干渉により振動を把握する。本法による成果は以下の通りである。1)現場の振動・騒音環境に対しても使用に耐える。2)保守用車などからの振動成分を除去するため高振動成分の入力を大幅に低減できる除振台を開発した。3)保守用車などからの騒音成分を除去するため吸音版で防音室をつくり,保守用車の動作状態でもレーザ計測が可能な環境を実現した。

シソーラス用語： コンクリート ,  *剥離 ,  リモートセンシング ,  音響検査 ,  非破壊検査 ,  光学的測定 ,  *故障検出 ,  トンネル覆工 ,  励振 ,  振動測定 ,  *レーザ応用 ,  欠陥検査 ,  レーザ応用計測 ,  レーザ計測 ,  覆工コンクリート ,  打音検査
準シソーラス用語： レーザリモートセンシング法 ,  打音法 ,  *剥離検知

分類 (2件)： 建設材料試験  (RA06020D) ,  レーザの応用  (BD04100V)

引用文献 (7件)：

• 例えば, 國島正彦・石原行博 : JR西日本新幹線トンネルにおけるコンクリート剥落, 失敗百選, 失敗知識データベース, 1999.
• 国土交通省鉄道局監修・鉄道総合技術研究所編 : 鉄道構造物等維持管理標準・同解説(構造物編), トンネル, 丸善, 2007.
• 島田義則 : レーザ超音波リモートセンシング技術の産業応用, 検査技術, Vol.ll, No.9, pp.8-14, 2006.
• 篠田昌弘・大村寛和・御崎哲一・島田義則・内田成明 : レーザ加振によるコンクリート部材の非破壊検査法の開発, 鉄道総研報告, Vol.23, No.12, pp.29-34, 2009.
• 大村寛和・島田義則 : レーザ超音波リモートセンシング装置を用いたコンクリート内部欠陥探傷, (2)ハンマー打撃によって発生する実構造物の表面振動・打音解析結果と欠陥検出アルゴリズム, 土木学会学術年次講演会, 2008.

タイトルに関連する用語 (4件)： レーザ ,  覆工コンクリート ,  検知装置 ,  開発