文献
J-GLOBAL ID:201402270130696421   整理番号:14A1232077

スーパーミクロポーラスシリカの細孔径制御とその細孔を利用した酸化タングステンサブナノ量子ドットの開発

著者 (3件):
資料名:
号:ページ: 88-89  発行年: 2014年09月25日 
JST資料番号: S0759C  ISSN: 1881-8676  CODEN: KHCDBB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,量子ドットは蛍光体,光触媒などへの用途において高い機能を発現することから注目されている。これまでCdS,CdTeなどの量子ドットは容易に合成可能な10nm程度のサイズから顕著な量子サイズ効果が発現するため多くの研究例があったが,TiO2,WO3などの遷移金属酸化物は1nm前後のサイズにならなければ量子サイズ効果が発現しない。現在,このサイズの量子ドット粒子の効果的な合成法は確立されていない。本研究では,多孔質シリカの細孔を鋳型とした粒子合成法によるWO3量子ドット作製ついて述べている。合成はシリカ源のテトラエトキシシランの加水分解に必要な最低限の水を添加した。これにより炭素鎖C6,C4の界面活性剤を用いたスーパーメソポーラスシリカ(SMPS)が合成され,それぞれ1.1,0.9nmの平均細孔径を有することが明らかとなった。過酸化タングステン酸の水溶液中にSMPSを浸漬し,洗浄,焼成することでWO3量子ドットの合成に成功した。WO3量子ドットのバンドギャップは1nm以下の領域で大幅に増大しバルクの2.6eVから最大で3.7eVに増大した。シングル-サブナノ領域における量子ドットの粒径制御により光触媒能の制御,向上に有効であることが実証された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る