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J-GLOBAL ID:201402290462066180   整理番号:14A0848542

惑星観測用成層圏望遠鏡FUJIN-1の開発とポインティング制御系の性能評価

Development of the Stratospheric Telescope for Observations of Planets-FUJIN-1-and Evaluation of the Pointing Control System
著者 (12件):
資料名:
号: 13-011  ページ: 87-107  発行年: 2014年03月31日 
JST資料番号: G0143B  ISSN: 1349-1113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地上望遠鏡を使った高分解能光学撮像において,シーイングは最も重要な条件である。成層圏環境は気流が安定しており,密度も地上の1/100程度と,天体の光学観測に適している。このような成層圏環境の利点を活用することによって,口径が1m以下の比較的小規模な望遠鏡でも,口径数mの地上大型望遠鏡に匹敵する分解能での観測が可能になると期待される。この点に着目して我々は惑星観測を行うための極周回成層圏テレスコープ(風神,FUJIN)を提案し,2002年より開発を行ってきた。2009年にはプロトタイプによる最初の飛翔試験を実施したものの,飛翔中に搭載CPUがハングアップしたため十分な成果を残すことができなかった。再度2013年に国内で飛翔実験するために,発生した不具合等に対処したFUJIN-1システムを開発した。飛翔実験自体は気象条件が整わず,また気球飛翔制御システムに問題が発生したために実施できなかったものの,FUJIN-1システムはポインティング機能の性能確認を中心とした地上試験を経て,完全なフライトレディ状態で待機していた。地上でのポインティング性能確認試験によって,FUJIN-1搭載望遠鏡の回折限界未満である0.4”(σ)のポインティング精度を確認した。この結果を受けてFUJIN-1の開発を終了し,極域での実験を行うためFUJIN-2の開発を開始した。本稿ではFUJINの概要を説明し,今回開発したFUJIN-1システムと地上ポインティング試験について述べる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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光学顕微鏡,望遠鏡  ,  航空機 
引用文献 (10件):
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