特許
J-GLOBAL ID:201403001801586980

コークス炉の炉壁補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 ユニアス国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-182331
公開番号(公開出願番号):特開2014-040502
出願日: 2012年08月21日
公開日(公表日): 2014年03月06日
要約:
【課題】高温環境におけるコークス炉の炉壁を溶射により補修するにあたり、補修部分の強度を確保するとともに、作業効率の向上およびコストを低減したコークス炉の炉壁補修方法を提供する。【解決手段】コークス炉の炉壁補修方法は、板押さえ治具34で保持する耐熱性当て板33を炉壁1bで区画される燃焼小部屋1aの点検用開口10から挿入し、破損貫通孔1hの一方側から耐熱性当て板33を破損貫通孔1hに押しつけ、破損貫通孔1hを閉塞する工程と、溶射材36を溶射するための溶射ランス35を破損貫通孔1hの他方側に配置し、溶射ランス35の溶射ノズルから溶射材36を破損貫通孔1hに溶射して補修する工程とを有する。さらに、溶射材36により耐熱性当て板33を炉壁1bに固定し、その後、板押さえ治具34を耐熱性当て板33から離脱させて、耐熱性当て板33を炉壁1bに固定した状態で残す工程を有する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
コークス炉において炉壁に生じた破損貫通孔を補修する方法であって、 板押さえ治具で保持する耐熱性当て板を前記炉壁で区画される空間の上部開口から挿入し、前記破損貫通孔の一方側から耐熱性当て板を前記破損貫通孔に押しつけ、破損貫通孔を閉塞する工程と、 溶射材を溶射するための溶射ランスを前記破損貫通孔の他方側に配置し、前記溶射ランスの溶射ノズルから溶射材を前記破損貫通孔に溶射して補修する工程とを備え、 溶射材により前記耐熱性当て板を前記炉壁に固定し、その後、前記板押さえ治具を前記耐熱性当て板から離脱させて、前記耐熱性当て板を前記炉壁に固定した状態で残す工程を有することを特徴とするコークス炉の炉壁補修方法。
IPC (1件):
C10B 29/06
FI (1件):
C10B29/06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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