特許
J-GLOBAL ID:201403001816628085

複合構造体の界面検査方法、界面検査装置、及び界面検査プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 長門 侃二 ,  越前 昌弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-001780
公開番号(公開出願番号):特開2014-134424
出願日: 2013年01月09日
公開日(公表日): 2014年07月24日
要約:
【課題】探触子を走査することなくコンクリートと鋼板との界面の状態を容易に識別可能な界面検査方法を提供する。【解決手段】セメント複合材と金属板とからなる複合構造体に対して超音波を送信し、反射波を受信して信号波形を取得する工程と、送信用探触子の中心位置から受信用探触子の中心位置までの中心間距離と、送信用探触子から送信した超音波の周波数及び金属板の板厚に基づいて求められる金属板内を伝搬する波の音速とに基づいて、信号波形において前記反射波が現れる基準時間を求める工程(S3)と、送信用探触子から送信した超音波の周波数と、送信した超音波の波数とに基づいて基準時間に対する時間幅を求める工程(S4)と、信号波形において、基準時間から時間幅を減じた時間から、基準時間に時間幅を加えた時間までの範囲に含まれる信号波形のエコー高さのうち、最大のエコー高さに基づいて、複合構造体の界面の充填状態を判定する工程(S6-S9)と、を有する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
セメント複合材と金属板とからなる複合構造体に対し、前記金属板の外側に配置した送信用探触子から超音波を送信し、前記複合構造体からの反射波を受信用探触子で受信して信号波形を取得する工程と、 前記送信用探触子の中心位置から前記受信用探触子の中心位置までの中心間距離と、前記送信用探触子から送信した超音波の周波数及び前記金属板の板厚に基づいて求められる前記金属板内を伝搬する波の音速とに基づいて、前記信号波形において前記反射波が現れる基準時間を求める工程と、 前記送信用探触子から送信した超音波の周波数と、前記送信した超音波の波数とに基づいて前記基準時間に対する時間幅を求める工程と、 前記信号波形において、前記基準時間から前記時間幅を減じた時間から、前記基準時間に前記時間幅を加えた時間までの範囲に含まれる信号波形のエコー高さのうち、最大のエコー高さに基づいて前記複合構造体の界面の充填状態を判定する工程と、 を有することを特徴とする複合構造体の界面検査方法。
IPC (2件):
G01N 29/04 ,  G01N 29/00
FI (4件):
G01N29/10 506 ,  G01N29/20 ,  G01N29/18 ,  G01N29/10 501
Fターム (12件):
2G047AA06 ,  2G047AA10 ,  2G047AB04 ,  2G047AB05 ,  2G047AB07 ,  2G047BA03 ,  2G047BC02 ,  2G047BC03 ,  2G047BC09 ,  2G047GA13 ,  2G047GG03 ,  2G047GG24
引用特許:
出願人引用 (4件)
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