特許
J-GLOBAL ID:201403003657567820
アルゴンガスの精製方法および精製装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
根本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-176848
公開番号(公開出願番号):特開2014-034493
出願日: 2012年08月09日
公開日(公表日): 2014年02月24日
要約:
【課題】アルゴンガスの不純物含有率を、コンパクトでシンプルな低コストの設備により、大きな精製エネルギーを要することなく効果的、効率的に低減する。【解決手段】アルゴンガスは、不純物として少なくとも水素、一酸化炭素、窒素、酸素を含有し、当初含有酸素量は当初から含有する水素と一酸化炭素の全てと反応するのに必要な化学量論量よりも多い。当初から含有する水素と一酸化炭素を、当初含有酸素と反応させる。次に、アルゴンガスの全残留酸素と反応するのに必要な化学量論量未満の水素を添加し、添加水素とアルゴンガスの残留酸素を反応させる。次に、アルゴンガスの含有水分量を冷却により低減し、アルゴンガスの水分含有率を脱水操作により低減する。しかる後、アルゴンガスに残留する少なくとも二酸化炭素、窒素、酸素を、圧力スイング吸着法により活性アルミナ、ゼオライト系吸着剤、カーボンモレキュラシーブを含む吸着剤に吸着させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
不純物として少なくとも水素、一酸化炭素、窒素、および酸素を含有し、当初含有される酸素の量は、当初含有される水素および一酸化炭素の全てと反応するのに必要な化学量論量よりも多いアルゴンガスを精製するに際し、
前記アルゴンガスに当初から含有される水素および一酸化炭素を、触媒を用いて当初から含有される酸素と反応させる第1反応工程と、
前記第1反応工程の実行により前記アルゴンガスに残留する酸素の全てと反応するのに必要な化学量論量未満の水素を、前記アルゴンガスに添加する水素添加工程と、
前記第1反応工程の実行により前記アルゴンガスに残留する酸素を、触媒を用いて前記水素添加工程において添加された水素と反応させる第2反応工程と、
前記第2反応工程の実行後における前記アルゴンガスを、その含有水分量が低減するように冷却する冷却工程と、
前記冷却工程の実行後における前記アルゴンガスの水分含有率を、脱水操作により低減する脱水工程と、
前記脱水操作後に前記アルゴンガスに残留する少なくとも二酸化炭素、窒素および酸素を、圧力スイング吸着法により吸着剤に吸着させる圧力スイング吸着工程とを備え、
前記吸着剤は活性アルミナ、ゼオライト系吸着剤、およびカーボンモレキュラシーブを含むことを特徴とするアルゴンガスの精製方法。
IPC (4件):
C01B 23/00
, B01D 53/04
, B01J 20/20
, B01J 20/34
FI (6件):
C01B23/00 J
, C01B23/00 L
, B01D53/04 B
, B01J20/20 B
, B01J20/34 E
, B01J20/34 A
Fターム (23件):
4D012BA01
, 4D012BA02
, 4D012BA04
, 4D012CA20
, 4D012CB16
, 4D012CB18
, 4D012CG01
, 4D012CG06
, 4D012CH05
, 4D012CH06
, 4D012CH10
, 4G066AA04B
, 4G066AA05B
, 4G066AA20B
, 4G066AA61B
, 4G066BA42
, 4G066CA05
, 4G066CA27
, 4G066CA35
, 4G066CA37
, 4G066CA51
, 4G066DA05
, 4G066GA14
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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