特許
J-GLOBAL ID:201403016775806205

インサート成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-188211
公開番号(公開出願番号):特開2014-043086
出願日: 2012年08月29日
公開日(公表日): 2014年03月13日
要約:
【課題】射出成形装置を使用して、強化繊維から成る織物シートに熱可塑性樹脂を充分に含浸させた複合樹脂成形品や複合樹脂積層成形品を、成形サイクルを長くすることなく成形することができるインサート成形方法を提供する。【解決手段】可動盤に取り付けられたダミープレート及び回転金型部間に形成される密閉空間において、織物シートを所定温度まで加熱させながら金型キャビティ面形状に賦形させるシート加熱賦形工程と、固定盤に取り付けられた共通金型及び回転金型部間に形成される金型キャビティにおいて、織物シートと金型キャビティに射出充填させた熱可塑性樹脂とを一体成形させ、少なくともその表面の一部が前記織物シートから成る複合樹脂成形品を成形するインサート成形工程と、を有し、シート加熱賦形工程及びインサート成形工程を重複させることを特徴とするインサート成形方法によって達成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
強化繊維から成る織物シートと熱可塑性樹脂とを金型キャビティ内において一体成形させ、複合樹脂成形品を成形するインサート成形方法であって、 固定盤と可動盤と、前記固定盤及び前記可動盤間に配置され、回転金型部を型開閉方向に直交する回転軸回りに回転可能に支持し、型開閉方向に移動させる回転金型支持機構と、を備える射出成形装置において、 前記回転金型部の一方の金型分割面側の金型キャビティ面に前記織物シートを保持させて、 前記可動盤に取り付けられたダミープレート及び前記回転金型部間に形成される密閉空間において、前記織物シートを所定温度まで加熱させながら前記金型キャビティ面形状に賦形させるシート加熱賦形工程と、 前記回転金型部の他方の金型分割面側の金型キャビティ面に、前記シート加熱賦形工程において加熱賦形させた前記織物シートを保持させて、前記固定盤に取り付けられた共通金型及び前記回転金型部間に形成される前記金型キャビティにおいて、前記織物シートと前記金型キャビティに射出充填させた熱可塑性樹脂とを一体成形させ、少なくともその表面の一部が前記織物シートから成る複合樹脂成形品を成形するインサート成形工程と、 前記回転金型部の回転により、前記シート加熱賦形工程において加熱賦形させた前記織物シートを前記ダミープレートと対向する位置から前記共通金型と対向する位置に移動させる回転金型回転工程と、 を有し、 前記シート加熱賦形工程及び前記インサート成形工程を重複させることを特徴とするインサート成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/10
FI (3件):
B29C45/14 ,  B29C45/26 ,  B29C45/10
Fターム (42件):
4F202AB11 ,  4F202AB16 ,  4F202AD08 ,  4F202AD16 ,  4F202AD18 ,  4F202AD20 ,  4F202AD29 ,  4F202AG03 ,  4F202AH17 ,  4F202AH31 ,  4F202AH42 ,  4F202AR06 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CB12 ,  4F202CB13 ,  4F202CC05 ,  4F202CL06 ,  4F202CN01 ,  4F202CN18 ,  4F202CN21 ,  4F202CQ01 ,  4F206AB11 ,  4F206AB16 ,  4F206AD08 ,  4F206AD16 ,  4F206AD18 ,  4F206AD20 ,  4F206AD29 ,  4F206AG03 ,  4F206AH17 ,  4F206AH31 ,  4F206AH42 ,  4F206AR06 ,  4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JB13 ,  4F206JC01 ,  4F206JC06 ,  4F206JF05 ,  4F206JN12 ,  4F206JQ81
引用特許:
出願人引用 (3件)

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