特許
J-GLOBAL ID:201403020370817886
成人T細胞白血病・リンパ腫の予後推定法およびキット
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
特許業務法人SSINPAT
, 牧村 浩次
, 八本 佳子
, 竹澤 誠
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-068048
公開番号(公開出願番号):特開2009-254357
特許番号:特許第5522348号
出願日: 2009年03月19日
公開日(公表日): 2009年11月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL)の予後を推定するためのデータの収集において、
単離された末梢血単核細胞(PBMC)のSHP1遺伝子、p15遺伝子、p16遺伝子、p73遺伝子、hMLH1遺伝子、MGMT遺伝子、DAPK遺伝子およびHCAD遺伝子よりなる遺伝子群について、それらの遺伝子のプロモーター領域におけるCpG島のメチル化状態を測定することにより、
上記遺伝子のプロモーター領域におけるCpG島のメチル化プロファイルを作成するとともに、予後因子として下記(A)によってCIMP値を算出し、
メチル化遺伝子、メチル化遺伝子数及びCIMP値から下記(B)によって算出されるATLL発症・進展危険度スコアによる危険度の階層化を表示することにより、
成人T細胞白血病ウイルス(HTLV-I)のキャリアー、indolent型ATLLおよび/またはaggressive型ATLLの予後推定用データを作成する方法。
(A):前記遺伝子群の遺伝子のうち、当該患者の3つ以上の遺伝子がメチル化されている場合にはプラス1、当該患者のメチル化されている遺伝子が2つ以下である場合には0とする。
(B):
(1)母集団についての前記遺伝子群の遺伝子のメチル化(プロモーター領域におけるCpG島のメチル化)と生存率との相関についての単変量解析または多変量解析において、SPSS for Windows(登録商標) Release 11.5によるP値(以下、P値という)が0.05以下であり、かつSPSS for Windows(登録商標) Release 11.5によるHazard Ratio(HR) (以下、Hazard Ratio(HR)という)が算出される遺伝子のうちの少なくとも1種を含む遺伝子群(以下、選択遺伝子群という)について、
当該患者のMSP(メチル化特異的PCR法)でポジティブの結果を与えた遺伝子をプラス1、当該患者のMSPでネガティブの結果を与えた遺伝子を0とし、それらの各数値に、それぞれの遺伝子に対応する母集団のHazard Ratio(HR)の値を乗算し、乗算により得られた数値を合計し、
(2)選択遺伝子群の遺伝子のうちの当該患者で検出されたメチル化遺伝子の数に、母集団のメチル化遺伝子数のHazard Ratio(HR)の値を乗算し、選択遺伝子群の遺伝子数で割り、
(3)前記(A)によって算出される数値に母集団のCIMPのHazard Ratio (HR)の値を乗算し、
前記、(1)〜(3)の総和、(1)および(2)の和、(2)および(3)の和、ま
たは(1)および(3)の和をATLL発症・進展危険度スコアとする。
ただし、Hazard Ratio(HR)は、単変量解析で得られた値または多変量解析で得られた値のいずれを使用するかは任意である。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ( 200 6.01)
, G01N 33/15 ( 200 6.01)
, G01N 33/50 ( 200 6.01)
FI (3件):
C12Q 1/68 A
, G01N 33/15 Z
, G01N 33/50 P
引用特許:
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