特許
J-GLOBAL ID:201403027314501064

長尺斜め延伸フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 佐野 静夫 ,  井上 温 ,  井上 靖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-121632
公開番号(公開出願番号):特開2014-237287
出願日: 2013年06月10日
公開日(公表日): 2014年12月18日
要約:
【課題】斜め延伸後のフィルムの膜厚を幅手方向に十分に均一にする。熱耐久試験後の幅手方向における面内位相差のバラツキを低減する。【解決手段】長尺斜め延伸フィルムの製造方法は、延伸工程と、熱処理工程とを有する。延伸工程では、長尺フィルムを幅手方向に対して斜め方向に延伸して長尺斜め延伸フィルムFとする。熱処理工程では、斜め延伸後の長尺斜め延伸フィルムFに対して熱処理を行う。斜め延伸前の長尺フィルムは、幅手方向の各位置で、斜め延伸後の長尺斜め延伸フィルムに生じる膜厚偏差を補償する量だけ基準膜厚から予め膜厚を増大させた、幅手方向において非対称な膜厚分布を持つ。熱処理工程では、斜め延伸後の長尺斜め延伸フィルムに対して、幅手方向において、斜め延伸前の長尺フィルムの膜厚分布に応じた温度分布が得られるように熱処理を行う。【選択図】図8
請求項(抜粋):
長尺フィルムの幅手方向の両端を一対の把持具で把持しながら、一方の把持具を相対的に先行させ、他方の把持具を相対的に遅延させて前記長尺フィルムを搬送することにより、前記長尺フィルムを幅手方向に対して斜め方向に延伸して長尺斜め延伸フィルムとする延伸工程を有する長尺斜め延伸フィルムの製造方法であって、 斜め延伸後の前記長尺斜め延伸フィルムに対して熱処理を行う熱処理工程をさらに有し、 斜め延伸前の前記長尺フィルムは、幅手方向の各位置で、斜め延伸後の前記長尺斜め延伸フィルムに生じる膜厚偏差を補償する量だけ基準膜厚から予め膜厚を増大させた、幅手方向において非対称な膜厚分布を持ち、 前記熱処理工程では、斜め延伸後の前記長尺斜め延伸フィルムに対して、幅手方向において、斜め延伸前の前記長尺フィルムの膜厚分布に応じた温度分布が得られるように熱処理を行うことを特徴とする長尺斜め延伸フィルムの製造方法。
IPC (1件):
B29C 55/04
FI (1件):
B29C55/04
Fターム (12件):
4F210AA01 ,  4F210AG01 ,  4F210AH73 ,  4F210AR06 ,  4F210AR07 ,  4F210AR12 ,  4F210QA02 ,  4F210QC01 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18 ,  4F210QW05 ,  4F210QW09
引用特許:
審査官引用 (7件)
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