特許
J-GLOBAL ID:201403042472874977

空調システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三和 圭二郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-183427
特許番号:特許第5613931号
出願日: 2013年09月04日
要約:
【課題】消費電力及び環境負荷を極力低減した空調システムを提供する。 【解決手段】空気循環機構は、建物の屋根部分下近傍に開口部6a(第1の開口部)が形成された管状部材6bと、使用空間内に開口部6c(第2の開口部)が形成された管状部材6dと、床下空間内に開口部6e(第3の開口部)が形成された管状部材6fを備え、気流制御機構7は、管状部材6b、6d、6f間の連通状態を制御することによって、空気循環機構内における空気の流れを制御する機能を有する。冷房時には開口部6eを介して吸入された床下空間の冷気が開口部6cから放出され、暖房時には開口部6aを介して吸入された屋根裏空間の暖気が開口部6cから放出されることにより、冷暖房機能を実現する。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】床下空間、使用空間及び屋根裏空間が形成された建物において、前記使用空間の冷暖房を行う空調システムであって、 前記屋根裏空間に形成された第1の開口部、前記使用空間内上端近傍のみに形成された第2の開口部及び前記床下空間に形成された第3の開口部と、 前記第1ないし第3の開口部の相互間の空気循環を制御する気流制御機構と、 前記建物の南側壁面近傍に配置され、一端が前記第1の開口部と接続され、他端が前記気流制御機構と接続された第1の管状部材と、 前記建物の南側壁面近傍に配置され、一端が前記第1の管状部材途上に対し接続し、他端が前記第2の開口部に接続され、前記使用空間内のみに配置された第2の管状部材と、 前記建物の南側壁面近傍に配置され、一端が前記第3の開口部と接続され、他端が前記気流制御機構と接続された第3の管状部材と、 前記床下空間と前記使用空間との間に配置され、一部に前記床下空間と前記使用空間を連通させる通気孔が設けられた床構造と、 前記床下空間及び前記床下空間下に形成された複数の杭基礎内部に流体を循環させることにより、前記床下空間内の温度と前記杭基礎内の温度の温度差を緩和する流体循環機構と、 前記建物の南側屋根上に、当該屋根よりも南方向に延伸するよう形成され、前記建物南側外壁に対し夏季における日光は遮りつつ、冬季の日光は積極的に採り入れられるよう長さを調整した日光遮蔽部材と、 を備え、 前記気流制御機構は、冷房時に前記第3の開口部と前記第2の開口部を連通させることにより前記第2の開口部を介して前記使用空間に冷気を放出させ、暖房時に前記第1の開口部から前記第3の開口部を連通させることにより前記第3の開口部及び前記通気孔を介して前記使用空間に暖気を放出させることを特徴とする空調システム。
IPC (1件):
F24F 7/10 ( 200 6.01)
FI (1件):
F24F 7/10 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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