特許
J-GLOBAL ID:201203013778096671

アース・ソーラー・ゼロエネルギー住宅

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-054736
公開番号(公開出願番号):特開2012-172966
出願日: 2011年02月24日
公開日(公表日): 2012年09月10日
要約:
【課題】 石油、ガス、電気等の人口エネルギーの浪費を抑え、太陽熱や地中の地熱を有効に活用して住宅の室温調節を行うための、エネルギーコストが低く構造が簡単な冷暖房装置を提供する事を課題とする。【解決手段】 建物の室内に取付けた全熱交換型換気扇が吸気した新鮮な外気を、建物の1階床下部に送り込むと共に、1階床下の基礎底盤にはU字形に成形した複数の地中熱回収パイプを埋設し、地中熱回収パイプの一端には送風機を取付け、地中熱回収パイプに吸い込まれた空気は、冬期は地中熱により地中熱回収パイプの中で暖められ、また、夏期は地中熱により地中熱回収パイプの中で冷やされ、1階床下部の空気の温度調整を行い、その温度調整された空気を、給気ダクトを経由して各階の天井内部に供給し、天井に設けたガラリより室内に供給するように構成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
建物の基礎部に外部との通気口を設置せず、1階床下内部の空気を外気と遮断して密封状態とし、建物の室内に取付けた全熱交換型換気扇が室内側に供給する新鮮な外気を、建物の1階床下内部に送り込むと共に、1階床下の基礎底盤に下部をU字型に成形した複数の地中熱回収パイプを、両端を基礎底盤より1階床下内部に突き出すように地中に埋設し、地中熱回収パイプの一端には送風機を取付け、その送風機を作動させる事により1階床下内部の空気が地中熱回収パイプに吸い込まれ、冬期は、地中熱により地中熱回収パイプの中で暖められて1階床下内部の空気を暖めると共に、1階床下の基礎底盤に温水蓄熱槽を設置し、昼間、太陽光発電システムで発電した電力で、自然冷媒ヒートポンプ給湯機(エコキュート)に電力を供給して沸かしたお湯を、お風呂で利用した後、温かい風呂の残り湯を1階床下空間に設置した温水蓄熱槽に流して留湯させる事により1階床下内部の空気がさらに暖められて弱温風となり、暖められた1階床下内部の空気は、各階天井内部に設けられたダクトの送風機を作動させる事により、1階床下内部からダクトを経由して各階の天井内部に送られ、天井に設けたガラリより室内に供給されて室内を暖める。また、夏期においては、1階床下空間に設置した温水蓄熱槽に風呂の残り湯を供給せず、全熱交換型換気扇から1階床下内部に送り込まれた外気は、地中熱により地中熱回収パイプの中で冷やされて弱冷風となり、1階床下内部の空気と混ぜ合わされた後、各階天井内部に設けられたダクトの送風機を作動させる事により、1階床下内部からダクトを経由して各階の天井内部に送られ、天井に設けたガラリより室内に供給されて室内を冷やす事を特徴とするアース・ソーラー・ゼロエネルギー住宅。
IPC (3件):
F24J 3/08 ,  F24D 5/00 ,  F24F 7/10
FI (3件):
F24J3/08 ,  F24D5/00 A ,  F24F7/10 Z
Fターム (4件):
3L071AA05 ,  3L071AB06 ,  3L071AC04 ,  3L071AC06
引用特許:
審査官引用 (13件)
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