特許
J-GLOBAL ID:201403047084325459

モータ制御装置及びモータの絶縁劣化検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-172334
公開番号(公開出願番号):特開2014-033527
出願日: 2012年08月02日
公開日(公表日): 2014年02月20日
要約:
【課題】ブートストラップ回路を有するモータ制御装置であっても、容易に絶縁抵抗を検出することができ、複数のモータの絶縁劣化の状態を個別に正確に把握する。【解決手段】検出動作制御部は、モータM1の絶縁抵抗の検出指示を受信したときには、遮断器130を開き、検出対象となるモータM1が接続されるインバータ回路140-1の分離スイッチ148-1を閉にする一方、検出対象となるモータが接続されるインバータ回路以外の全てのインバータ回路140-2の分離スイッチ148-2を開にし、検出スイッチ155を閉にして絶縁抵抗検出用電流経路を形成し、第1駆動回路145にはA%のデューティー比のPWM信号を出力し、その後、インバータ回路140-1の第2駆動回路147には前記PWM信号のHI、LOWを同一タイミングで反転させた100-A%のデューティー比のPWM信号を出力するスイッチング動作を繰り返させる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
平滑コンデンサを備えた整流回路と交流電源との接続を遮断する遮断器と、 前記平滑コンデンサと並列に接続され複数のモータのそれぞれを個別に駆動する複数のインバータ回路と、を備え、 各インバータ回路は、 一対の半導体スイッチを直列に接続し前記一対の半導体スイッチ同士の接続ラインをモータの巻線に接続したアーム回路を複数並列に接続し複数のアーム回路を前記平滑コンデンサに並列に接続したスイッチング部と、 前記アーム回路の一対の半導体スイッチのうちブートストラップ回路を有する一方の半導体スイッチを駆動する第1駆動回路と、 前記アーム回路の一対の半導体スイッチのうち他方の半導体スイッチを駆動する第2駆動回路と、 前記ブートストラップ回路への通電を遮断し前記第1駆動回路と前記第2駆動回路とを分離する分離スイッチと、を有し、 さらに、 前記平滑コンデンサから、検出対象となるモータが接続されるインバータ回路のアーム回路の半導体スイッチ、前記モータの巻線、グランドを介して前記平滑コンデンサに至る絶縁抵抗検出用電流経路を形成する検出スイッチと、 前記平滑コンデンサと前記グランドとの間の絶縁抵抗検出用電流経路内に設けられ前記検出スイッチと直列に接続した抵抗器と、 前記モータの絶縁抵抗の検出指示を受信したときには、前記遮断器により前記整流回路と前記交流電源との接続を遮断し、検出対象となるモータが接続されるインバータ回路の分離スイッチを閉にして前記第1駆動回路と前記第2駆動回路とを接続する一方、検出対象となるモータが接続されるインバータ回路以外の全てのインバータ回路の分離スイッチを開にして前記第1駆動回路と前記第2駆動回路とを分離し、前記検出スイッチを閉にして絶縁抵抗検出用電流経路を形成し、検出対象となるモータが接続されるインバータ回路の第1駆動回路にはA%のデューティー比のPWM信号を出力して当該インバータ回路のスイッチング部の少なくとも一つのアーム回路の一対の半導体スイッチの一方をオン状態にして他方をオフ状態にし、その後、前記インバータ回路の第2駆動回路には前記PWM信号のHI、LOWを同一タイミングで反転させた100-A%のデューティー比のPWM信号を出力して前記アーム回路の一対の半導体スイッチの一方をオフ状態にして他方をオン状態にするスイッチング動作を繰り返させる検出動作制御部と、 前記抵抗器の端子間電圧を用いて前記モータの絶縁抵抗を検出する絶縁抵抗検出部と、 を有することを特徴とするモータ制御装置。
IPC (1件):
H02M 7/48
FI (2件):
H02M7/48 M ,  H02M7/48 F
Fターム (15件):
5H007AA12 ,  5H007AA17 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB02 ,  5H007CB05 ,  5H007CC05 ,  5H007CC23 ,  5H007DA05 ,  5H007DB03 ,  5H007DB13 ,  5H007DC02 ,  5H007EA02 ,  5H007FA03 ,  5H007FA14
引用特許:
出願人引用 (3件)

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