特許
J-GLOBAL ID:200903013587461080
モータ制御装置及びモータの絶縁劣化検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西浦 ▲嗣▼晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-191211
公開番号(公開出願番号):特開2009-204600
出願日: 2008年07月24日
公開日(公表日): 2009年09月10日
要約:
【課題】 漏れ電流の影響を受けることがなく、モータが地絡していても、インバータ回路中の半導体スイッチの破損がなく、しかも精度のよい絶縁劣化検出装置を備えたモータ制御装置を提供する。【解決手段】 電圧分割回路7が、負極直流出力部4Bの一方とグランドとの間にリレー接点からなる常開スイッチ回路SWを介して配置されている。検出動作制御部8は、遮断器2が開状態になっているときに、常開スイッチ回路SWを閉状態にし且つ3つのアーム回路51〜53中のトランジスタTR1〜TR6のうち、正極直流出力部4Aに電気的に接続されたトランジスタTR1〜TR3の少なくとも一つのトランジスタを導通状態にする。第1の抵抗器R1の両端電圧が分圧電圧として、電圧比較部9内の電圧比較器OPに入力される。電圧比較部9は、電圧分圧回路7から出力された分圧電圧Vと基準電圧Vrefとを電圧比較器OPで比較し、分圧電圧Vが基準電圧Vrefを超えるとアラーム信号を出力する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
交流電源に遮断器を介して接続され且つ正極直流出力部と負極直流出力部との間に平滑用コンデンサを備えた整流回路と、
一対の半導体スイッチが直列接続されて構成され且つ前記一対の半導体スイッチの接続点が交流出力部となる複数のアーム回路が、並列接続されて構成されたインバータ回路と、
前記インバータ回路により駆動されるモータの絶縁抵抗の劣化を検出する絶縁劣化検出装置とを備えたモータ制御装置であって、
前記絶縁劣化検出装置は、
前記正極直流出力部及び負極直流出力部の一方とグランドとの間に常開スイッチ回路を介して配置された電圧分圧回路と、
前記遮断器が開状態になっているときに、前記常開スイッチ回路を閉状態にし且つ前記複数のアーム回路中の複数の前記半導体スイッチのうち、前記正極直流出力部及び負極直流出力部の他方に電気的に接続された複数の前記半導体スイッチを予め定めた順番で一つずつ導通状態にする検出動作制御部と、
前記電圧分圧回路から出力された分圧電圧と基準電圧とを比較し、前記分圧電圧が前記基準電圧を超えたことを判定すると、前記モータの前記絶縁抵抗の劣化及び/またはそのときに導通状態にある前記半導体スイッチが接続された前記モータの励磁相における絶縁劣化の発生の可能性を示すアラーム信号を出力する電圧比較部とを備えていることを特徴とするモータ制御装置。
IPC (3件):
G01R 31/34
, H02K 11/00
, H02P 5/74
FI (3件):
G01R31/34 B
, H02K11/00 M
, H02P7/74 J
Fターム (37件):
2G016BA03
, 2G016BC02
, 5H505AA18
, 5H505BB06
, 5H505CC05
, 5H505DD03
, 5H505DD05
, 5H505HA06
, 5H505HA10
, 5H505HB02
, 5H505LL24
, 5H505LL56
, 5H505MM02
, 5H505MM12
, 5H572AA14
, 5H572CC05
, 5H572DD03
, 5H572EE03
, 5H572HA01
, 5H572HA05
, 5H572HA08
, 5H572HC04
, 5H572HC07
, 5H572KK01
, 5H572LL24
, 5H572LL47
, 5H572MM09
, 5H572MM20
, 5H611AA01
, 5H611AA05
, 5H611BB01
, 5H611BB04
, 5H611PP01
, 5H611QQ06
, 5H611QQ07
, 5H611TT01
, 5H611UA01
引用特許:
出願人引用 (7件)
-
モータ駆動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-005605
出願人:ファナック株式会社
-
絶縁抵抗の簡易測定方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-241105
出願人:株式会社明電舎
-
モータ駆動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-177754
出願人:ファナック株式会社
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審査官引用 (3件)
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