特許
J-GLOBAL ID:200903029850410430

多相負荷の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 吉田 茂明 ,  吉竹 英俊 ,  有田 貴弘 ,  福市 朋弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-072427
公開番号(公開出願番号):特開2007-252098
出願日: 2006年03月16日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【課題】地絡を検出するためのハードウェアを別途に必要とせずに、多相負荷の地絡を検出する。【解決手段】インバータの運転開始に先立ち、スイッチ群SWにおいてスイッチK11,K12を開放したまま、スイッチK0のみを導通する。スイッチQ21,Q22,Q23の少なくとも一つを導通させる。もし地絡J0が発生しているのであれば、スイッチQ21,Q22,Q23のうちの導通しているものと、ダイオードD14、スイッチK0を介してR相電源から電流が流れ、当該電流は電流IMとして検出される。地絡J0が発生していなければ当然、電流IMは流れない。つまり電流IMの有無に基づいてモータPに地絡J0が発生したか否かを検出することができる。電流検出器CTは従来からインバータINVの運転時に過電流が流れているか否かを検出するために設けられているので、地絡電流の検出のために新たにハードウェアが設けられる必要はない。【選択図】図1
請求項(抜粋):
M相負荷(P)に接続された第1乃至第Mの出力線(L1,L2,L3)と、 N相電源(R,S,T)に接続された第1乃至第Nの入力線(L4,L5,L6)と、 前記第1乃至第Nの入力線に介在し、前記第2乃至第Nの入力線の導通/非導通に関わらず前記第1の入力線の導通を可能とするスイッチ群(SW)と、 第1の直流電源線(VH)と、 前記第1の直流電源線よりも低い電位が印可される第2電源線(VL)と、 前記第1乃至第Nの入力線に印加されたN相交流を整流して直流電圧を前記第1の直流電源線(VH)及び前記第2の電源線(VL)間に印加するダイオードブリッジ(DB)と、 前記第1の直流電源線と前記第1乃至第Mの出力線との間にそれぞれ接続された第1乃至第Mのハイアーム側スイッチ(Q11,Q12,Q13)と、 前記第2の直流電源線と前記第1乃至第Mの出力線との間にそれぞれ接続された第1乃至第Nのローアーム側スイッチ(Q21,Q22,Q23)と、 を備える駆動装置において、 (a)前記スイッチ群において、前記第2乃至第Nの入力線を非導通としたままで前記第1の入力線を導通するステップ(101)と、 (b)前記第1乃至第Mのローアーム側スイッチの少なくとも一つを導通させるステップ(102;201,204,206)と、 (c)前記第2の電源線(VL)に流れる電流が第1の所定値(A)を越えたか否かを判断するステップ(103;202) を実行する、多相負荷の制御方法。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02P 27/06
FI (2件):
H02M7/48 M ,  H02P7/63 302S
Fターム (14件):
5H007BB06 ,  5H007CB02 ,  5H007CB05 ,  5H007DC02 ,  5H007FA14 ,  5H505AA06 ,  5H505BB07 ,  5H505CC05 ,  5H505DD03 ,  5H505EE49 ,  5H505FF05 ,  5H505GG04 ,  5H505HB02 ,  5H505MM01
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (7件)
  • モータ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-336625   出願人:株式会社日立製作所, 日立エンジニアリング株式会社
  • 地絡検出制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-029673   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭63-161815
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