特許
J-GLOBAL ID:201403048285555564

沸騰水型原子力プラントの貴金属注入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-035424
公開番号(公開出願番号):特開2014-163811
出願日: 2013年02月26日
公開日(公表日): 2014年09月08日
要約:
【課題】注入配管への貴金属の付着を抑制し、原子炉圧力容器内の冷却水に注入される貴金属の量を増加できる沸騰水型原子力プラントの貴金属注入方法を提供する。【解決手段】ヘキサヒドロキソ白金酸塩の水溶液に含まれる陽イオンを水素イオンに置換した後、この水溶液にガンマ線を照射する。この結果、酸化白金コロイド溶液が生成される。酸化白金コロイド溶液が、酸化白金コロイド注入装置16のコロイド溶液タンク17から注入配管18を通って給水配管6に注入され、さらに、原子炉圧力容器内の冷却水に注入される。酸化白金コロイド溶液に含まれる、pH5.6以上で負に帯電する、酸化白金及び水酸化白金を含むコロイド粒子は、負に帯電している注入配管18及び給水配管6の各内面に吸着されずに、原子炉圧力容器内の冷却水に注入される。このため、冷却水に注入される白金の量が増加する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
貴金属酸化物及び貴金属水酸化物を含むコロイド粒子であってpHが5.6以上で表面が負に帯電した前記コロイド粒子を含む貴金属化合物コロイド溶液を、原子炉圧力容器に接続された配管に接続された注入配管を通して、前記原子炉圧力容器に接続された前記配管に注入し、前記貴金属化合物コロイド溶液を、前記配管を通して前記原子炉圧力容器内の冷却水に注入することを特徴とする沸騰水型原子力プラントの貴金属注入方法。
IPC (2件):
G21D 1/00 ,  G21D 3/08
FI (2件):
G21D1/00 X ,  G21D3/08 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
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