特許
J-GLOBAL ID:201403049545973493

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-215621
公開番号(公開出願番号):特開2014-070525
出願日: 2012年09月28日
公開日(公表日): 2014年04月21日
要約:
【課題】流量制御弁の開度領域内で流量特性が異なる場合においても、流量特性の学習補正を適切に行い、流体の流量を精度良く制御できる内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】本発明による内燃機関の制御装置では、EGR弁開度LEGRの開度関数KEGRを表した流量特性線(図4)を記憶し、実開度関数値KEGRACTと目標開度関数値KEGRCMDとの差(関数誤差ΔKEGR)(ステップ12)を、EGR弁開度LEGRSと組み合わせてサンプリングし(ステップ14)、第1〜第4LEGR領域ごとに、EGR弁開度LEGRSの平均値である重心位置LAV(ステップ18)に、関数誤差ΔKEGRの平均値ΔKAV(ステップ19)を、補正基準点PC1〜4としてプロットし、補正基準点PC1〜4を補間することで補正特性線(図10)を設定し(ステップ20、21)と、補正特性線を用いて流量特性線を補正する(ステップ22)。【選択図】図10
請求項(抜粋):
内燃機関の通路を流れる流体の流量を制御する内燃機関の制御装置であって、 前記内燃機関の前記通路に設けられた流量制御弁と、 前記流量制御弁の開度に対する流量特性を定める開度関数を表した流量特性線を記憶する流量特性線記憶手段と、 前記内燃機関の運転状態に応じて、前記開度関数の目標値である目標開度関数値を設定する目標開度関数値設定手段と、 当該設定された目標開度関数値に応じ、前記流量特性線を検索することによって、前記流量制御弁の開度を設定する開度設定手段と、 当該設定された流量制御弁の開度に基づいて、前記流量制御弁を制御する制御手段と、 当該制御手段により前記流量制御弁が制御されている状態で、前記開度関数の実際の値である実開度関数値を算出する実開度関数値算出手段と、 当該算出された実開度関数値と前記目標開度関数値との差を、関数誤差として算出する関数誤差算出手段と、 当該算出された関数誤差を、そのときに設定されている前記流量制御弁の開度と組み合わせて随時、サンプリングし、記憶する関数誤差サンプリング手段と、 前記流量制御弁の開度領域を区分した所定の複数の開度領域ごとに、前記サンプリングされた流量制御弁の複数の開度の平均値を重心位置として算出する重心位置算出手段と、 前記開度領域ごとに、前記サンプリングされた複数の関数誤差の平均値を算出する平均値算出手段と、 前記開度領域ごとに前記重心位置に前記関数誤差の平均値を補正基準点としてプロットするとともに、当該プロットされた複数の補正基準点を補間することによって補正特性線を設定する補正特性線設定手段と、 当該設定された補正特性線を用いて、前記流量特性線を補正する流量特性線補正手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 ,  F02D 43/00 ,  F02M 25/07
FI (5件):
F02D45/00 340H ,  F02D45/00 358C ,  F02D45/00 358H ,  F02D43/00 301N ,  F02M25/07 550G
Fターム (24件):
3G062FA02 ,  3G062FA06 ,  3G062FA07 ,  3G062FA15 ,  3G062GA01 ,  3G062GA02 ,  3G062GA04 ,  3G062GA06 ,  3G062GA10 ,  3G062GA22 ,  3G384AA01 ,  3G384BA27 ,  3G384DA04 ,  3G384EA08 ,  3G384EA19 ,  3G384EC05 ,  3G384EC08 ,  3G384ED01 ,  3G384FA01Z ,  3G384FA06Z ,  3G384FA08Z ,  3G384FA47Z ,  3G384FA48Z ,  3G384FA56Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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