特許
J-GLOBAL ID:201403051984265440

放射性Cs汚染水の処理方法、放射性Cs吸着剤及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉本 勝徳 ,  岡田 充浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-045197
公開番号(公開出願番号):特開2014-173924
出願日: 2013年03月07日
公開日(公表日): 2014年09月22日
要約:
【課題】Csイオンを低コストで高効率、かつ迅速に吸着除去することのできると同時に処理後液の全シアン濃度を放流可能な排水基準値以下にできる放射性Cs汚染水の処理方法、放射性Cs吸着剤及びその製造方法を提供する。【解決手段】 本発明の処理方法は、M(I)2xMa(II)2-x[Fe(II)(CN)6](M(I)は1価のカチオン、xは0又は1、Ma(II)は2価の遷移金属)及び/又はM(I)Mb(II)[Fe(III)(CN)6](Mb(II)は鉄を除く2価の遷移金属)で表されるプルシアンブルー類似体の分子及び/又はそのクラスターの含有液を得る工程(A)、前記分子及び/又はそのクラスターにCsイオンを吸着させる工程(B)、工程(B)を経た処理液中に、六方晶の結晶構造をとるMc(II)(OH)2(Mc(II)は2価の遷移金属)で表される水酸化物を含有させる工程(C)を含む。【選択図】なし
請求項(抜粋):
水中で、M(I)4Fe(II)(CN)6及び/又はM(I)3Fe(III)(CN)6で表される鉄シアノ錯体(但し、M(I)は1価のカチオンである)と、2価の遷移金属塩化合物とを反応させることにより、M(I)2xMa(II)2-x[Fe(II)(CN)6](但し、xは0又は1であり、Ma(II)は2価の遷移金属である)及び/又はM(I)Mb(II)[Fe(III)(CN)6](但し、Mb(II)は鉄を除く2価の遷移金属である)で表されるプルシアンブルー類似体の分子及び/又はそのクラスターの含有液を得る工程(A)と、 前記工程(A)を放射性Cs汚染水中で行うか、及び/又は、前記工程(A)でプルシアンブルー類似体含有液を得た後に放射性Cs汚染水と混合することにより、前記プルシアンブルー類似体の分子及び/又はそのクラスターにCsイオンを吸着させる工程(B)と、 前記工程(B)を経た処理液中に、六方晶の結晶構造をとるMc(II)(OH)2(但し、Mc(II)は2価の遷移金属である)で表される水酸化物を含有させる工程(C)と、 を含む、放射性Cs汚染水の処理方法。
IPC (6件):
G21F 9/12 ,  C01C 3/11 ,  B01J 20/30 ,  B01J 20/06 ,  G21F 9/10 ,  G21F 9/06
FI (8件):
G21F9/12 501J ,  C01C3/11 ,  B01J20/30 ,  B01J20/06 C ,  G21F9/12 501B ,  G21F9/10 G ,  G21F9/06 521B ,  G21F9/06 G
Fターム (19件):
4G066AA15B ,  4G066AA18B ,  4G066AA26B ,  4G066AA27B ,  4G066AA37B ,  4G066AA41B ,  4G066AA47A ,  4G066AA50A ,  4G066AA51B ,  4G066AA53A ,  4G066AB07A ,  4G066AB23A ,  4G066BA31 ,  4G066CA12 ,  4G066CA45 ,  4G066DA08 ,  4G066FA03 ,  4G066FA05 ,  4G066FA37
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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