特許
J-GLOBAL ID:201403052897496840

R-Fe-B系焼結磁石の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾崎 隆弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-107580
公開番号(公開出願番号):特開2014-236221
出願日: 2014年05月23日
公開日(公表日): 2014年12月15日
要約:
【課題】本発明は熱噴き付けで焼結磁石の表面にTb又はDyを噴き付けるために、処理速度が速く、塗装が均一であり、生産効率が高く、それを熱処理されてから、磁石の保磁力が大幅に向上させることを課題とする。【解決手段】本発明はR-Fe-B系焼結磁石の調製方法に関し、先ず、普通の方法で厚さ1〜10mmのR-Fe-B系焼結磁石を調製する。次に、アルゴンガス保護雰囲気の密封箱の中に焼結磁石の表面に厚さ10〜200μmの金属Tb又はDyを熱噴き付けの方法で処理する。。最後に表面にTb又はDyを噴き付けた焼結磁石を真空焼結炉に設置し真空又はアルゴンガスの保護雰囲気で、750〜1000°Cで焼結磁石に対して熱処理を行い、重希土元素Tb又はDyが拡散して粒界に沿って焼結磁石の内部に入るようにする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
下記の手順を含むことを特徴とするR-Fe-B系焼結磁石の調製方法。 (1)本分野の技術者の公知の方法でR1-Fe-B-M焼結磁石を調製する。その中、R1はNd、Pr、Dy、Tb、Ho、Gdから選出されたいずれか又は複数であり、総量が26wt%〜33wt%であり、MはTi、V、Cr、Mn、Co、Ni、Ga、Ca、Cu、Zn、Si、Al、Mg、Zr、Nb、Hf、Ta、W、Moから選出されたいずれか又は複数、総量が0〜5wt%であり、Bは総量が0.5wt%〜2wt%であり、残ったものはFeである。 (2)ステップ1)で取得した焼結磁石に対して脱脂、酸洗い、活性化及び脱イオン水洗浄処理を行う。 (3)ステップ2)で洗浄された焼結磁石を密封箱に設置して、焼結磁石を循環アルゴンガス保護雰囲気に設置して、噴き付け材料として熱噴き付けで焼結磁石の表面に厚さ10〜200μmの金属Tb又は金属Dyを噴き付ける。 (4)ステップ3)で処理された焼結磁石を真空焼結炉に設置し、750〜1000°Cで2〜72hに熱処理を行い真空焼結炉内部の真空度を10-2〜10-5Paに制御し、又は真空焼結炉の内部で5〜20kPaのアルゴンガス保護雰囲気を設置し、金属Tb又は金属Dyが粒界の拡散により焼結磁石の内部に入るようにする。 (5)ステップ4)で処理された焼結磁石を450〜600°Cで1〜10hに時効処理を行い、R-Fe-B系の焼結磁石を取得する。
IPC (7件):
H01F 41/02 ,  H01F 1/057 ,  H01F 1/08 ,  B22F 3/00 ,  B22F 3/24 ,  C22C 38/00 ,  C22C 33/02
FI (8件):
H01F41/02 G ,  H01F1/04 H ,  H01F1/08 B ,  B22F3/00 F ,  B22F3/24 K ,  C22C38/00 303D ,  C22C33/02 G ,  C22C38/00 304
Fターム (23件):
4K018AA27 ,  4K018BA18 ,  4K018BB04 ,  4K018CA04 ,  4K018DA21 ,  4K018FA06 ,  4K018FA09 ,  4K018FA11 ,  4K018FA12 ,  4K018FA50 ,  4K018KA45 ,  5E040AA04 ,  5E040BD01 ,  5E040CA01 ,  5E040HB11 ,  5E040HB14 ,  5E040NN01 ,  5E040NN05 ,  5E040NN06 ,  5E040NN18 ,  5E062CD04 ,  5E062CG03 ,  5E062CG07
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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