特許
J-GLOBAL ID:201403054692026975

粒状物質、それらを含む複合材料、それらの調製および使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  竹内 茂雄 ,  山本 修 ,  森下 梓
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-542602
公開番号(公開出願番号):特表2014-504316
出願日: 2011年12月08日
公開日(公表日): 2014年02月20日
要約:
本願は、黒鉛粒子やCNTsのような炭素のナノ粒子の凝集物などの粒状炭素物質を加工する方法を開示する。出発物質は、電極の間、例えば中心電極と処理するための物質を収容した外側の回転する導電性のドラムとの間に発生した低圧(グロー)プラズマの存在下で処理容器の中で攪拌される。好ましくは、その物質は、金属のボールのような導電性の接触体または比較的高い比表面積を有するその他の接触構成物の存在下で、プラズマのグローが存在していて処理すべき物質が移動する表面上で攪拌される。この方法は、ナノ粒子を効果的に解凝集し、また黒鉛物質を剥脱するものであり、それによりグラフェン型の性質を示す極めて薄い(数層または単層の)黒鉛シートが生成することがわかった。生じる離解または剥脱した炭素のナノ物質は本開示の一つの態様であり、複合材料中に分散したそれらの用法、例えば電気的または電子的物品および装置のための導電性ポリマー複合材における用法も本開示の態様である。中でプラズマを形成するための適当なガスを選択することによって、粒子の表面を官能化することができる。本発明は、酸処理のような従来の侵襲的な化学的方法と比較して、高度の離解または剥脱を達成するために安全で乾燥している穏やかな条件を用いることに利点がある。【選択図】図1
請求項(抜粋):
粒子を離解させるための、解凝集させるための、剥脱させるための、清浄化するための、または官能性にするための粒子処理方法であって、処理するための粒子は、多数の導電性の固体接触体または固体接触構成物を含む処理チャンバまたはそれらで構成される処理チャンバの中でプラズマ処理に供され、粒子は処理チャンバの中で前記の接触体または接触構成物とともに攪拌され、そしてプラズマと接触する、前記粒子処理方法。
IPC (5件):
C09C 3/04 ,  C09C 1/56 ,  B82Y 40/00 ,  B82Y 30/00 ,  C09C 1/00
FI (5件):
C09C3/04 ,  C09C1/56 ,  B82Y40/00 ,  B82Y30/00 ,  C09C1/00
Fターム (12件):
4J037AA02 ,  4J037BB21 ,  4J037CC12 ,  4J037CC16 ,  4J037CC24 ,  4J037CC26 ,  4J037CC27 ,  4J037DD05 ,  4J037DD13 ,  4J037EE21 ,  4J037EE42 ,  4J037FF11
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (9件)
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