特許
J-GLOBAL ID:201403059732287701

異材接合構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-042417
公開番号(公開出願番号):特開2014-168804
出願日: 2013年03月04日
公開日(公表日): 2014年09月18日
要約:
【課題】異種金属同士を摩擦撹拌接合した場合であっても、シール材の剥離を防止すること。【解決手段】前部サブフレームの延出部を、2枚の鉄鋼製の薄板206a、206bを積層して形成し、前部サブフレームのフランジ部204aとアルミニウム製の後部サブフレーム14のフランジ部40とが重ね合わせられ、重ね合わせ面にシール材58が塗布された状態で摩擦撹拌接合される。2枚の薄板206a、206bのうち、アルミニウム製の後部サブフレーム14と接合される薄板206aの端部には、折り曲げられて形成された折り曲げ部220が設けられると共に、折り曲げ部220側の端部において後部サブフレーム14よりも外部に向かって長く延出した延出部分222が設けられ、延出部分222は、シール材58によって被覆される。【選択図】図18
請求項(抜粋):
薄板状の鉄製部材と薄板状の軽金属製部材とを一体的に接合して構成される異材接合構造体において、 前記鉄製部材は、2以上の鉄鋼製の薄板が積層されて形成され、 前記薄板には、前記軽金属製部材との接合前に電着塗装が施されることにより、前記軽金属製部材との接合面、前記薄板同士の積層面、及び、前記軽金属製部材との接合面と反対側の前記薄板の裏面に、それぞれ電着塗装膜が形成され、 前記鉄製部材と前記軽金属製部材とが重ね合わせられ、前記重ね合わせ面にシール材を塗布した状態で、前記重ね合わせ面の垂直方向で、且つ、前記軽金属製部材側から前記鉄製部材側に向かって摩擦撹拌接合用回転工具を回転挿入し、前記摩擦撹拌接合用回転工具が前記鉄製部材にまで回転挿入されて摩擦撹拌接合され、 前記2以上の鉄鋼製の薄板のうち、前記軽金属製部材と接合される薄板の端部には、折り曲げられて形成された折り曲げ部が設けられることを特徴とする異材接合構造体。
IPC (2件):
B23K 20/12 ,  B62D 21/00
FI (3件):
B23K20/12 364 ,  B62D21/00 Z ,  B23K20/12 360
Fターム (17件):
3D203AA02 ,  3D203BA12 ,  3D203CA03 ,  3D203CA57 ,  3D203CB05 ,  3D203CB39 ,  3D203DA72 ,  4E167AA02 ,  4E167AA06 ,  4E167AA29 ,  4E167AB08 ,  4E167AD07 ,  4E167BG02 ,  4E167BG25 ,  4E167BG30 ,  4E167DA10 ,  4E167DC02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 異材接合構造体の接合方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-010831   出願人:本田技研工業株式会社
  • 金属板接合構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-364650   出願人:富士重工業株式会社
  • 異材接合構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-271338   出願人:本田技研工業株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 異材接合構造体の接合方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-010831   出願人:本田技研工業株式会社
  • 金属板接合構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-364650   出願人:富士重工業株式会社
  • 異材接合構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-271338   出願人:本田技研工業株式会社
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