特許
J-GLOBAL ID:201403061645405085

連続鋳造機の湯面レベル制御装置、方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-266275
公開番号(公開出願番号):特開2014-111266
出願日: 2012年12月05日
公開日(公表日): 2014年06月19日
要約:
【課題】鋳型の内部の湯面レベルの周期的なレベル変動を効果的に抑制できるようにする。【解決手段】連続鋳造機の湯面レベル制御装置は、目標レベルrと検出レベルyとの偏差信号eと偏差補正量xとを加算し、両者の加算信号Eを出力する加算器75と、加算信号Eを入力とし、開度変更量u0を演算する開度演算部76と、加算信号Eを入力とし、開度変更量u0に加える開度補正量v、及び偏差信号eに加える偏差補正量xを夫々演算する補正量演算部77と、開度補正量vと開度変更量u0とを加算して開度指令uとして出力する加算器78とを備え、開度指令uを入力とし、検出レベルyを出力とする湯面レベル変動プロセスモデルの伝達関数が、注湯ノズル3のスライディングゲート30の一次遅れ要素、鋳型1への湯落ちに要するむだ時間要素、及びレベル計6の一次遅れ要素を含んで構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
連続鋳造機の操業中に鋳型の内部の湯面レベルを検出し、この検出レベルと予め定めた目標レベルとの偏差を用いて求めた開度指令に従って前記鋳型への注湯手段の開度を変更して、前記湯面レベルを前記目標レベルに維持するように制御する連続鋳造機の湯面レベル制御装置であって、 前記偏差の補正値を入力とし、前記注湯手段の開度変更量を求める開度演算部と、 前記偏差の補正値を入力とし、制御系の感度関数又は相補感度関数のゲインを所定の周波数に対して低減すべく、前記偏差に加える偏差補正量、及び前記開度変更量に加える開度補正量を夫々求める補正量演算部と、 前記補正量演算部により求められた偏差補正量を前記偏差に加算して前記偏差の補正値として出力する加算器と、 前記補正量演算部により求められた開度補正量を前記開度演算部により求められた開度変更量に加算して前記開度指令を出力する加算器とを具備し、 前記開度指令を入力とし、前記検出レベルを出力とする湯面レベル変動プロセスモデルの伝達関数に、前記注湯手段の一次遅れ要素、前記鋳型への湯落ちに要するむだ時間要素、及び前記湯面レベルを検出する検出手段の一次遅れ要素を含むことを特徴とする連続鋳造機の湯面レベル制御装置。
IPC (4件):
B22D 11/18 ,  B22D 11/16 ,  G05B 13/04 ,  G05B 13/02
FI (4件):
B22D11/18 B ,  B22D11/16 104F ,  G05B13/04 ,  G05B13/02 A
Fターム (9件):
4E004MB02 ,  4E004MB17 ,  5H004GA04 ,  5H004GB03 ,  5H004HA05 ,  5H004HB05 ,  5H004KC33 ,  5H004LA01 ,  5H004LA03
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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