特許
J-GLOBAL ID:201403063856575036

乾式シリカ微粒子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-082037
公開番号(公開出願番号):特開2014-028738
出願日: 2013年04月10日
公開日(公表日): 2014年02月13日
要約:
【課題】 一次粒子が球形で、比表面積が20〜60m2/gの範囲にありながら、既存の同サイズの乾式シリカ微粒子よりも樹脂粘度に対する増粘性があり、なおかつ分散性に優れ、分散粒子の粒度分布がシャープである、乾式シリカ微粒子を提供する。【解決手段】 珪素化合物の燃焼によって得られた乾式シリカ微粒子であって、上記燃焼における火炎条件のみならずその冷却条件を調整することにより、球形の一次粒子より構成され、BET比表面積が20〜60m2/g、メジアン径/BET比表面積相当径が2.5以下、かつ幾何標準偏差が1.33以下で、エポキシ樹脂組成物の温度25°C、せん断速度10s-1における増粘指数が15g2/m4以上の適度な凝集構造を併せ持つ乾式シリカ微粒子である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
珪素化合物の燃焼によって得られた乾式シリカ微粒子であって、以下の条件を全て満足することを特徴と乾式シリカ微粒子。 (1)球形の一次粒子より構成され、BET比表面積が20〜60m2/gである。 (2)該乾式シリカ微粒子を1.5質量%濃度で出力20W、分散時間3分で水中分散させ後の粒子の重量基準粒度分布について、そのメジアン径とBET比表面積相当径の比であるメジアン径/BET比表面積相当径が2.5以下で、かつ幾何標準偏差が1.33以下である。 (3)ビスフェノールA型エポキシ樹脂とビスフェノールF型エポキシ樹脂の1対1混合物であり、温度25°C、せん断速度10s-1における粘度が2Pa・sである液状エポキシ樹脂に、該乾式シリカ微粒子を充填率40質量%で添加して得られるエポキシ樹脂組成物の温度25°C、せん断速度10s-1における増粘指数が15g2/m4以上である。 (ここで、増粘指数は、以下の式で示される。 増粘指数(P)=(η・η0-1・S-2)×100 (但し、ηは、樹脂組成物の粘度[Pa・s]、η0は、樹脂の粘度[Pa・s]、Sは、シリカ粒子のBET比表面積[m2/g]))
IPC (1件):
C01B 33/18
FI (1件):
C01B33/18 Z
Fターム (10件):
4G072AA28 ,  4G072CC16 ,  4G072GG01 ,  4G072HH28 ,  4G072MM36 ,  4G072QQ07 ,  4G072TT01 ,  4G072TT06 ,  4G072TT30 ,  4G072UU09
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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