特許
J-GLOBAL ID:201403071730567790
蒸発燃料処理装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-165126
公開番号(公開出願番号):特開2014-025384
出願日: 2012年07月25日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】簡単な構成で燃料タンクを気密に保ちつつ、燃料タンクの破損を抑制可能な小型の蒸発燃料処理装置を提供する。【解決手段】第1逆止弁60は、第1大気通路41の第2大気通路42との接続点J1に対しポンプ30側に設けられ、第1大気通路41のポンプ30側の圧力が、所定の正の値である第1圧力P1以上のとき開弁することでポンプ30側から大気側への流体の流れを許容し、第1圧力P1より小さいとき閉弁することで大気側からポンプ30側への流体の流れを遮断する。密閉弁70は、第1圧力通路43内の圧力が、第1圧力P1より小さい所定の正の値である第2圧力P2以上のとき第2ポンプ通路32と第3ポンプ通路33との接続を許容するよう開弁し、第2圧力P2より小さいとき第2ポンプ通路32と第3ポンプ通路33との接続を遮断するよう閉弁することで燃料タンク2内と大気との連通を遮断する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料タンク(2)内で発生する蒸発燃料を内燃機関(10)に導入し処理する蒸発燃料処理装置(1)であって、
前記燃料タンクと前記内燃機関に吸気を導く吸気通路(12)とを接続するパージ通路(21、22)と、
前記パージ通路に設けられ、前記パージ通路を流れる蒸発燃料の一部を吸着保持する第1キャニスタ(23)と、
前記パージ通路の前記吸気通路近傍に設けられ、前記パージ通路を開閉するパージ弁(24)と、
一端が前記第1キャニスタに接続するよう設けられる第1ポンプ通路(31)と、
一端が前記第1ポンプ通路の他端に接続可能に設けられる第2ポンプ通路(32)と、
一端が前記第2ポンプ通路の他端に接続可能に設けられる第3ポンプ通路(33)と、
前記第3ポンプ通路の他端に接続され、前記第3ポンプ通路、前記第2ポンプ通路、前記第1ポンプ通路、前記第1キャニスタおよび前記パージ通路を経由して前記燃料タンク内を減圧または加圧可能なポンプ(30)と、
一端が前記ポンプに接続され、他端が大気に開放されている第1大気通路(41)と、
一端が前記第1大気通路に接続するよう設けられる第2大気通路(42)と、
前記第1ポンプ通路の他端と前記第2ポンプ通路の一端と前記第2大気通路の他端との間に設けられ、前記第1ポンプ通路と前記第2ポンプ通路または前記第2大気通路との接続を切り替える切替弁(50)と、
前記第1大気通路の前記第2大気通路との接続点に対し前記ポンプ側に設けられ、前記第1大気通路の前記ポンプ側の圧力が、所定の正の値である第1圧力以上のとき開弁することで前記ポンプ側から大気側への流体の流れを許容し、前記第1圧力より小さいとき閉弁することで大気側から前記ポンプ側への流体の流れを遮断する第1逆止弁(60)と、
一端が前記第1大気通路の前記第1逆止弁に対し前記ポンプ側に接続するよう設けられ、前記ポンプの作動により加圧または減圧される第1圧力通路(43)と、
前記第2ポンプ通路の他端と前記第3ポンプ通路の一端と前記第1圧力通路の他端との間に設けられ、前記第1圧力通路内の圧力が、前記第1圧力より小さい所定の正の値である第2圧力以上のとき前記第2ポンプ通路と前記第3ポンプ通路との接続を許容するよう開弁し、前記第2圧力より小さいとき前記第2ポンプ通路と前記第3ポンプ通路との接続を遮断するよう閉弁することで前記燃料タンク内と大気との連通を遮断する密閉弁(70)と、
前記パージ弁、前記ポンプおよび前記切替弁の作動を制御可能に設けられ、前記パージ弁を開弁し、前記第1ポンプ通路と前記第2大気通路とを接続するよう前記切替弁を制御することにより、前記第1キャニスタに吸着されている蒸発燃料を前記吸気通路を経由して前記内燃機関に導入可能な制御手段(90)と、
を備えることを特徴とする蒸発燃料処理装置。
IPC (1件):
FI (3件):
F02M25/08 301S
, F02M25/08 F
, F02M25/08 301H
Fターム (15件):
3G144BA30
, 3G144BA32
, 3G144DA02
, 3G144DA04
, 3G144DA07
, 3G144EA03
, 3G144EA08
, 3G144EA49
, 3G144FA03
, 3G144FA04
, 3G144FA08
, 3G144GA02
, 3G144GA10
, 3G144GA16
, 3G144GA22
引用特許:
前のページに戻る