特許
J-GLOBAL ID:201403074643817070

メタン発酵槽の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 有古特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-036201
特許番号:特許第5351346号
出願日: 2013年02月26日
要約:
【課題】メタン発酵槽の底面に堆積する堆積物を、連続運転しながら効率よくメタン発酵槽外へと除去し得るメタン発酵槽の運転方法を提供すること。 【解決手段】スクリュー式又はインペラ式の撹拌装置を備えるメタン発酵槽において、メタン発酵槽を通常に運転し、底面の端部付近に堆積物が堆積すると、堆積物引き抜き運転を行う。スクリュー式又はインペラ式の撹拌装置を逆回転させることにより、底面の端部付近に堆積した堆積物が底面中央部に集めることができる。集められた堆積物を、底面中央部に配置された堆積物引き抜き管によって除去する。 【選択図】図3
請求項(抜粋):
【請求項1】 メタン発酵槽の運転方法であって、 前記メタン発酵槽は、 水平な底面を有するか、上向き又は下向きに凸状であり、端部と中心部とを結ぶ直線が水平線となす角度が0.3度以上1度以下である底面を有する円筒形であって、 中心部には被処理液を撹拌するスクリュー式又はインペラ式の撹拌装置が設けられており、 底面中央部には堆積物引き抜き管が配置されており、 前記運転方法は、通常運転と堆積物引き抜き運転を交互に行い、 通常運転時には、前記スクリュー式又はインペラ式の撹拌装置を回転させることによって、メタン発酵槽中央には底面に向かって下降流が発生し、メタン発酵槽側面には水面に向かって上昇流が発生しており、 堆積物引き抜き運転時には、前記スクリュー式又はインペラ式の撹拌装置を通常運転時と逆回転させることによって、メタン発酵槽中央には水面に向かって上昇流が発生し、側面には底面に向かって下向流が発生しており、前記堆積物引き抜き管から底面中央部に集めた堆積物をメタン発酵槽外へと排出することを特徴とする、運転方法。
IPC (4件):
C02F 11/04 ( 200 6.01) ,  B01F 7/22 ( 200 6.01) ,  B01F 7/24 ( 200 6.01) ,  B01F 3/12 ( 200 6.01)
FI (4件):
C02F 11/04 ZAB Z ,  B01F 7/22 ,  B01F 7/24 ,  B01F 3/12
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 嫌気性消化槽
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-020953   出願人:川崎製鉄株式会社
  • 特開平1-139199
  • 撹拌装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-135072   出願人:アタカ大機株式会社
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