特許
J-GLOBAL ID:201403093480971640
車輪用軸受の密封装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-264365
公開番号(公開出願番号):特開2014-109330
出願日: 2012年12月03日
公開日(公表日): 2014年06月12日
要約:
【課題】低フリクション化を図りつつ、泥水性能を高めて耐久性の向上を図った車輪用軸受の密封装置を提供する。【解決手段】密封装置7が芯金12とシール部材13からなるシール板10と、円筒部11aと立板部11bを有するスリンガ11からなり、シール部材13が、径方向外方に傾斜して立板部11bに摺接するサイドリップ13bと、径方向内方に傾斜して円筒部11aに摺接するグリースリップ13cを備えると共に、立板部11bの先端部に、軸受内方側に延びる第1の円筒部14aと、径方向外方に延びる円板部14bと、軸受外方側に延びる第2の円筒部14cからなる遮蔽部14が一体に形成され、シール板10に第1の円筒部14aと円板部14bの角部および第2の円筒部14cが僅かなすきまを介して対向して第1、第2のラビリンスシール15、16が構成され、サイドリップ13bの遮蔽壁となっている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、
外周に前記複列の外側転走面に対向する内側転走面が形成された内方部材と、
この内方部材と前記外方部材のそれぞれの転走面間に転動自在に収容された複列の転動体とを備えた車輪用軸受に装着され、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部を密封する車輪用軸受の密封装置であって、
前記密封装置が、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなるパックシールで構成され、
前記シール板が、前記外方部材の端部内周に所定のシメシロを介して圧入される円筒状の嵌合部と、この嵌合部の端部から径方向内方に延びる内径部からなる芯金、およびこの芯金に加硫接着により一体に接合され、合成ゴムからなるシール部材を備え、
前記スリンガが、前記内方部材の外径に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部を有し、前記シール部材が、前記芯金の内周面を覆う基部と、この基部から径方向外方に傾斜して形成され、前記スリンガの立板部に所定の軸方向シメシロを介して摺接するサイドリップを備えた車輪用軸受の密封装置において、
前記スリンガの立板部の外径部に軸受内方側に延びる遮蔽部が設けられ、この遮蔽部と前記シール板が少なくとも2箇所で僅かなすきまを介して対向し、ラビリンスシールが構成され、当該遮蔽部が前記サイドリップの先端部の外径側に配置されて遮蔽壁となっていることを特徴とする車輪用軸受の密封装置。
IPC (6件):
F16C 33/80
, F16C 33/78
, F16C 19/18
, F16C 41/00
, F16J 15/447
, F16J 15/32
FI (6件):
F16C33/80
, F16C33/78 D
, F16C19/18
, F16C41/00
, F16J15/447
, F16J15/32 311P
Fターム (34件):
3J006AE23
, 3J006AE28
, 3J006AE46
, 3J006CA01
, 3J016AA01
, 3J016BB03
, 3J016BB05
, 3J016BB17
, 3J016CA02
, 3J042AA09
, 3J042AA12
, 3J042CA10
, 3J042DA10
, 3J217JA02
, 3J217JA13
, 3J217JA24
, 3J217JA34
, 3J217JA49
, 3J217JB36
, 3J217JB37
, 3J217JB64
, 3J217JB85
, 3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA43
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701BA73
, 3J701BA78
, 3J701FA31
, 3J701GA03
, 3J701XB23
, 3J701XB24
, 3J701XB26
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
シール構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-098954
出願人:日本精工株式会社
-
密封装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-179635
出願人:NOK株式会社
-
密封装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-166729
出願人:NOK株式会社
-
車輪用軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-112000
出願人:NTN株式会社
全件表示
前のページに戻る