特許
J-GLOBAL ID:201403098345501440

放射性医薬品の異常集積の検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川守田 光紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-171926
公開番号(公開出願番号):特開2014-032069
出願日: 2012年08月02日
公開日(公表日): 2014年02月20日
要約:
【課題】核医学画像検査に用いられる放射性医薬品の異常集積の検出を行う際に、SUVの正規性の有無を考慮に入れた、新たな異常集積判定技術を提供すること。【解決手段】核医学画像検査に用いられる放射性医薬品の異常集積の検出を行うために、装置の処理手段にプログラムが実行されることによって該装置が実行する方法であって、異常集積の有無を検出する対象となる検出対象画像データの少なくとも1つの画素について、正常モデルを用いて、該少なくとも1つの画素に関連付けられる値が正規性を期待できるか否かを判定することと;前記少なくとも1つの画素に関連付けられる値が正規性を期待できる場合とできない場合で、異常集積の検出方法として異なる方法を用いることと;を含む。【選択図】図2
請求項(抜粋):
核医学画像検査に用いられる放射性医薬品の異常集積の検出を行うためのコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータ・プログラムは、装置の処理手段で実行されることにより、前記装置に特定の処理を実行させる命令を備え、前記特定の処理は、 異常集積の有無を検出する対象となる検出対象画像データの少なくとも1つの画素について、正常モデルを用いて、該少なくとも1つの画素に関連付けられる値が正規性を期待できるか否かを判定することと; 前記少なくとも1つの画素に関連付けられる値が正規性を期待できる場合とできない場合で、異常集積の検出方法として異なる方法を用いることと; を含み、ここで、 ・ 前記正常モデルは、前記放射性医薬品の異常集積を認めない複数の正常被験者から得られた複数の核医学画像データを、それぞれ解剖学的標準化を施して合成することによって作成されるヒト一人分の3次元画像データであって、各画素につき少なくとも、前記複数の正常被験者の核医学画像データから得られる複数のSUVの平均値と、該複数のSUVの標準偏差とが関連付けられる画像データであり、 ・ 前記検出対象画像データは、特定の一人の被験者から得られた核医学画像データに対して、前記正常モデルを作成した時と同じ解剖学的標準化を施すことにより、前記正常モデルと位置合わせがなされた3次元画像データであって、各画素につき、少なくともSUVが関連付けられる画像データであり、 ・ 前記少なくとも1つの画素に関連付けられる値が正規性を期待できる場合とは、前記少なくとも1つの画素に対応する前記正規モデル中の画素のSUV平均値を算出する基礎となった、前記複数の正常被験者の核医学画像データからの複数のSUVが、正規分布を呈するとみなされることを意味し、 ・ 前記少なくとも1つの画素に関連付けられる値が正規性を期待できない場合とは、前記少なくとも1つの画素に対応する前記正規モデル中の画素のSUV平均値を算出する基礎となった、前記複数の正常被験者の核医学画像データからの複数のSUVが、正規分布を呈するとはみなされないことを意味する、 コンピュータ・プログラム。
IPC (1件):
G01T 1/161
FI (1件):
G01T1/161 C
Fターム (9件):
2G088EE02 ,  2G088KK32 ,  2G088KK35 ,  2G188AA02 ,  2G188EE36 ,  2G188EE39 ,  4C188EE02 ,  4C188KK32 ,  4C188KK35
引用特許:
審査官引用 (5件)
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