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J-GLOBAL ID：201502204840001975   整理番号：15A0796893

小型・低コストな無人無線航空機ベースのレーザスキャナ計測システムの試作とその性能評価

著者 (4件)： 高橋一義 (長岡技科大) ,  THU Phan Thi Anh (長岡技科大 大学院) ,  入江博樹 (熊本高専) ,  山田貴浩 (福島工高専)
資料名： 応用測量論文集  (JAST)
巻： 26  ページ： 11-20  発行年： 2015年06月24日 
JST資料番号： L2779C  ISSN： 2185-1867  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無人航空機(Unmanned Aerial Vehicle:UAV)の導入が,低コストで可能となった。UAVを観測プラットフォームとしたリモートセンシングは,実機利用時に比べ,一度の観測範囲が制限されるが,低運用コスト,対象の低高度観測あるいは機動的な観測が可能であるという利点がある。地表面モデル(Digital Surface Model:DSM)の生成を目的とした場合,UAVベースのレーザスキャナシステムも有用な手段である。リモートセンシング技術の利活用の機会拡大には,観測目的や規模,許容誤差や費用に応じた観測システムの選択が可能なことが重要である。本論文では,観測プラットフォーム,GPS-IMUに代表される機体の位置・姿勢計測システム,レーザスキャナ等の価格が,低コストのUAVベースのレーザスキャナシステム実現のボトルネックと考えて,数万円から数十万円で入手可能な機器で構成した小型UAVベースのレーザスキャナシステムを試作し,このシステムで取得した観測点群データの絶対位置標定精度を評価した。

シソーラス用語： 機械要素 ,  *無人機 ,  リモートセンシング ,  数学モデル ,  *空中写真測量 ,  地表面 ,  *レーザスキャナ ,  データ ,  位置決め ,  精度 ,  プラットフォーム【機械】 ,  点群データ
準シソーラス用語： DSM ,  UAV【航空機】 ,  位置標定精度 ,  地表面モデル

分類 (3件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  レーザの応用  (BD04100V) ,  航空機  (QK06000K)

引用文献 (9件)：

• 内山庄一郎,井上公,鈴木比奈子,SfMを用いた三次元モデルの生成と災害調査への活用可能性に関する研究,防災科学技術研究所研究報告,第81号,pp.37-60,2014
• 小花和宏之,早川祐弌,齋藤仁,ゴメス クリストファー,UAV-SfM手法と地上レーザ測量により得られたDSMの比較,写真測量とリモートセンシング,53(2),pp.67-74,2014
• 長井正彦,柴崎亮介,センサ統合によるUAV搭載型マッピングシステム,写真測量とリモートセンシング,VOL.48(5),pp.260-265,2010
• 高橋一義,入江博樹,山田貴浩,単周波GPS受信機観測と電子基準点データを用いた事後干渉測位における測位性能の検討,写真測量とリモートセンシング,VOL.53(1),pp-39-43,2014
• 北陽電機株式会社,測域センサUTM-30LX仕様書, http://www.hokuyo-aut.co.jp/02sensor/07scanner/download/pdf/UTM-30LX_spec.pdf,2014(入手2014.11)

タイトルに関連する用語 (6件)： 無線 ,  航空機 ,  レーザスキャナ ,  計測システム ,  試作 ,  性能評価