大規模集積回路に基づくアンペロメトリックセンサを用いた3次元的に培養したPC12細胞からのドーパミンの放出の電気化学イメージング

ABE Hiroya; INO Kosuke; LI Chen-Zhong; LI Chen-Zhong; KANNO Yusuke; INOUE Kumi Y.; SUDA Atsushi; KUNIKATA Ryota; MATSUDAIRA Masahki; TAKAHASHI Yasufumi; TAKAHASHI Yasufumi; SHIKU Hitoshi; MATSUE Tomokazu

文献

J-GLOBAL ID：201502210319563258 整理番号：15A0808781

大規模集積回路に基づくアンペロメトリックセンサを用いた3次元的に培養したPC12細胞からのドーパミンの放出の電気化学イメージング

Electrochemical Imaging of Dopamine Release from Three-Diensional-Cultured PC12 Cells Using Large-Scale Integration-Based Amperometric Sensors

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資料名：
巻： 87 号： 12 ページ： 6364-6370 発行年： 2015年06月16日
JST資料番号： A0395A ISSN： 0003-2700 CODEN： ANCHAM 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

著者らは,大規模集積回路(LSI)に基づくアンペロメトリックセンサアレイ(Bio-LSI)を用いて,細胞から放出されるドーパミンを,電気化学的にイメージングする方法を開発した。このアレイでは,400のセンサが,250μmおきに設置されている。このセンサは,ドーパミンの酸化反応により,ドーパミンを検知する。本研究では,ドーパミン作動性の細胞として,PC12を用いた。PC12を3次元培養し,カリウムイオンの刺激によるドーパミンの放出を,Bio-LSIで観測した。また,細胞をセンサアレイで測定する前に,ドーパミン作動薬である3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン(L-DOPA)およびレセルピンで処理し,これら薬剤のドーパミン放出への影響を調べた。結果として,ドーパミンの放出は,L-DOPAにより促進され,レセルピンでは抑制されることが示された。

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有機化合物の電気分析 , 細胞生理一般 , 生物物理的研究法

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