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J-GLOBAL ID:201502210350019204   整理番号:15A0417865

均一溶液および水性Triton X-100ミセル懸濁液中カプサイシンのラジカルスカベンジングの反応速度論

Kinetic Study of the Radical Scavenging of Capsaicin in Homogeneous Solutions and Aqueous Triton X-100 Micellar Suspensions
著者 (7件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: C577-C583  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ストップトフロー法分光分析を用いて,ラジカルに対するカプサイシン(CAP)の反応速度論を詳細に検討した。メタノール,エタノール,2-プロパノール/水(5:1,v/v),5%Triton X-100含有の水性ミセル懸濁液(pH4.0~10.0)における,2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)とガルビノキシルに対するCAPの二次反応速度定数(k2)を調べた。均一溶液と水性ミセル懸濁液において,CAPとの反応によるDPPHとガルビノキシルの崩壊速度は濃度依存的に線形で増加した。一方,水性ミセル懸濁液において得られたCAPのk2は顕著にpH依存的であった。すなわち,CAPの反応はpH4~10で増加した。また,k2値とCAPモル画分(フェノラートアニオン(CAP-O-)/脱プロトン化体(CAP-OH))とに良い相関が見られた。これらの特性はCAPのpKaと関連した。またCAP-O-のガルビノキシルとの反応はCAP-OHの6倍の速さであった。これらの結果から,CAPのフェノール水素からの連続的な陽子損失電子移動が水性ミセル懸濁液でのラジカルスカベンジングに寄与していると思われる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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食品の化学・栄養価  ,  光化学反応,ラジカル反応 
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