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J-GLOBAL ID:201502212309531628   整理番号:15A1348157

東電福島第1原子力発電所事故に起因する環境中放射性Csの福島県川俣町における調査

著者 (12件):
資料名:
巻:号:ページ: 268-274  発行年: 2015年11月20日 
JST資料番号: F0907C  ISSN: 2186-702X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東日本大震災(2011年3月11日)に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故により大量の放射性セシウム(Cs)が大気中に放出された。本稿では,発電所から30km北西に位置する川俣町において,復興に向けた空間線量率,土壌中の放射性Cs濃度測定と除染方法などの検討を行った。まず,同年4月時点の空間線量率とその分布について述べた。校庭・運動場ごとの空間線量率のばらつきは小さく,3.2~4.8μSv/hと高いことが分かった。次に,Cs定量法の方針(Cs137を測定),その後の土壌中Csの鉛直分布測定(時間の経過とともに深さ方向に拡がる),土壌粒度別Cs濃度(粒度の小さい土壌がCs濃度高い),ひまわり,農作物,水のCs濃度測定(農作物,水へのCs移行は少ない)について述べた。更に,ミミズ・光合成細菌(効果無),化学物質(Cs溶出率では,リン酸が最も高く約36%)による土壌中のCs除染について述べた。
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分類 (2件):
分類
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環境の汚染及び防止  ,  施設及び取扱い 
引用文献 (11件):
  • 1) M. Chino, H. Nakayama, H. Nagai, H. Terada, G. Katata, and H. Yamazawa: J. Nucl. Sci. Tech., 48 (2011) 1129-1134.
  • 2) 内閣府原子力被災者生活支援チーム: 避難指示区域の見直しについて (平成25年10月)、http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/131009/131009_02a.pdf (閲覧日; 2015年7月12日).
  • 3) 文部科学省: 放射線量等分布マップ、航空機モニタリングhttp://ramap.jmc.or.jp/map/mapdf/pdf/air/20110828/cs137/5640-D.pdf (閲覧日; 2015年7月12日).
  • 4) 伊藤哲夫·古川道郎·杉浦紳之·山西弘城 他: 近畿大学原子力研究所年報、48 (2011) 3-9.
  • 5) 文部科学省: ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー改訂3版 (平成4年).
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