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J-GLOBAL ID:201502213026618430   整理番号:15A0765843

灰色のボラ魚卵(ボッタルガ)の黄色ぶどう球菌の回収:統合した培養的/分子手法による調査

Recovery of Staphylococcus aureus in Gray Mugil cephalus Roe (Bottarga): Investigation by an Integrated Cultural/Molecular Approach
著者 (10件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: M1285-M1290  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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地中海地域では,灰色のボラ「ボッタルガ」からの塩漬け乾燥魚卵は,大きな市販価値を有する名産食品である。ボッタルガは現在も伝統的な手作業で生産される。その製造時に人間が細菌汚染するリスクはまだ知られていない。この点で,食品媒性病原体黄色ぶどう球菌は,処理の間,公衆衛生が乏しい,または取扱いが粗雑であるためにこの産物を汚染する可能性がある。本研究の狙いは,以下の通りである:すなわち,様々な製品製造段階における食品媒介病原体の汚染レベルを評価し,さらに,現場のボッタルガサンプルで黄色ぶどう球菌の迅速検出のための高速,実現可能な方法を記述することである。培養手順は,様々な製造段階(魚卵から最終生産物まで)においてボッタルガサンプルで黄色ぶどう球菌および他の主な食品媒介病原体の発生を調査するために最初に用いられた。さらに,分子手法は,総細菌,黄色ブドウ球菌およびその潜在性毒素産生性の存在を迅速に決定するために用いられた。分析した194の試料のうち,Clostridium perfringens,Enterococcus spp.,腸内細菌科を確認した。しかし,若干のサンプルは,黄色ぶどう球菌(魚卵の4%および最終生産物の8.7%)で汚染されるという結果になった。ボッタルガ製造工程の間,汚染されたサンプルで病原体レベル(102から105CFU/gまで)の上昇を観察した。entAおよびentB遺伝子型が確認された。再建実験により,新鮮な魚卵およびボッタルガ(完全にでなく乾燥)が病原体細菌の汚染および成長のリスクを表すことができることを示唆する。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物性水産食品  ,  食品の汚染  ,  微生物の生態 

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